格安SIMが最大5枚無料、mineo1周年キャンペーンのお得な使い方を考えてみた



初のau回線を採用したMVNO(仮想移動体通信事業者)としてデビューするも、iOS 8問題で突然iPhoneが使えなくなったり、いきなりauと同じフルスペックスマホ「AQUOS SERIE」の発売に踏み切るなど、独自の展開で何かと話題の中心となった格安SIM「mineo」。

サービス開始1周年を迎えるにあたって行われた発表会では、新たにドコモ回線への対応や、利用しているスマホに応じてau/ドコモ回線間をスムーズに移動できるようになること、家族や友人の枠を超えたパケットギフトの導入、解約金の撤廃など、「逆襲」とも言える大規模なテコ入れが告知されました。

そんな中、『格安スマホを試してみたいけど、各種手数料や最低契約期間があるのはちょっと……』というユーザーにピッタリな、SIMが無料で提供される「mineo1周年キャンペーン」が展開されたので、使い方を考えてみました。詳細は以下から。

◆「mineo1周年キャンペーン」とは?
mineo1周年記念キャンペーン|mineo(マイネオ)


「mineo1周年キャンペーン」は、既存のmineoユーザー全員および、6月25日までに新規契約したユーザーが対象で、6月30日のキャンペーン期間終了までに専用応募フォームから申し込むと、契約事務手数料無料(本来は3000円)でSIMカードが発行される「エントリーコード」が5口プレゼントされるというもの。

さらに抽選で「大阪マラソン2015」への出走権(5名)やAmazonギフト券3000円分(1000名)も当たるほか、エントリーコードを使ってmineoに新規申し込みを行うと、申込者とmineoユーザーの双方に1GBのパケットがプレゼントされます。

なお、エントリーコードの引き替え期限は2015年12月末で、9月からは現在提供されているau回線に加えて、ドコモ回線も選択可能に。AppleがiOS 8を提供して以来、mineoでは利用できなくなっていたiPhoneも、ドコモプランならば安心して利用できます。

今後マルチキャリア展開を進めていくmineo。つい先日、MVNO市場に新たな選択肢とサービスの多様化をもたらしたとして、「MM総研大賞2015」で表彰されています。


ちなみにエントリーコードが付与される7月からは解約手数料も撤廃。平たく言うと、今回のキャンペーンはドコモ/au回線の格安SIMを初期手数料・解約金無料で試せるというもので、サービスを気に入ればそのまま使うこともでき、気に入らなければ他社の格安SIMに設定されている「最低利用期間」などを一切気にする必要なく、いつでも解約できるわけです。

◆エントリーコードのお得な使い方を考えてみた
格安SIMを試してみたいユーザーにとって、またとないチャンスであるmineo1周年キャンペーン。そこで少し使い道を考えてみました。

・家族や友人にあげる
おそらく一番ベーシックと思われるのがこのやり方。現在、携帯電話業界では1ヶ月で120万台以上を売り上げた「ドコモのツートップ」こと「Xperia A」「Galaxy S4」ユーザーの2年縛りが今夏以降切れることが注目を集めています。


つまり100万人を優に超えるドコモユーザーが一斉に機種変更や、携帯電話会社の乗り換えなどを検討する時期に差し掛かっているわけですが、エントリーコードを使って無料でドコモプランのmineo SIMを発行してもらえば、使っているスマホはそのままに、格安SIMの使用感をチェックできます。

ほかにも自身はキャリアで機種変更し、今まで使ってきたスマホにはエントリーコードで引き替えたmineo SIMを挿し、子どもに使わせるといったやり方も。古いスマホはAndroidのバージョンが気になるところですが、前述の「Galaxy S4」は発売2年が経過したにもかかわらず、先日Android 5.0へのアップデートが告知されたため、まだまだ第一線で活躍できます。


・自分で5枚全部使う
そして特にエントリーコードを渡す相手がいない場合であっても、検討してみるべきなのが「自分のために使ってみる」という方法。裏技的なやり方ではありますが、1GBパケットプレゼントと「パケットギフト」を組み合わせれば、最大10GBの通信量を自分のものにすることができます。


なお、1GBのパケットがプレゼントされるのは「利用開始翌月から1週間以内」とのことなので、「なるべく月末近くにエントリーコードを使って契約し、翌月パケットがプレゼントされ次第、メイン回線にパケットギフト→解約」という方法を使うのが最もリーズナブルです。

既存ユーザーだけでなく、6月25日までに新規契約したmineoユーザーも対象となる今回のキャンペーン。「最初の1回線分の契約事務手数料3000円を支払えば、さらに5回線分の手数料1万5000円が無料になる権利やパケット通信量が手に入る」と考えれば、これから格安SIMを導入しようと考えているユーザーにとっても、なかなかお得なのではないでしょうか。

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