冷暖房見送りでオリンピックは灼熱地獄確定!?新国立競技場の総工費抑制で

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東京オリンピックは耐え難い猛暑の時期に当たることから真夏開催の危険性が指摘されてきましたが、なんと新国立競技場の観客席の冷暖房の設置が見送られることになりました。詳細は以下から。

すったもんだの末にザハ案が白紙撤回された東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場。かさみまくった総工費が批判対象となっていましたが、その抑制のためになんと観客席の冷暖房設備の設置を見送るという本末転倒甚だしい迷走っぷりを見せています。

迷走を続ける新国立競技場問題がさらにカオスに、ザハ案白紙撤回も「強行採決での支持率低下対策」との批判 | BUZZAP!(バザップ!)

今回のこの冷暖房見送りは、ザハ案の白紙撤回後、新国立競技場の総工費を1640億円とする案を検討したものの、当初の予定であった1300億円を大幅に超えることもあり、さらなる予算削減のための方針として採用されたもの。これによって総工費の上限は1550億円にまで削減されるということです。

政府は冷暖房見送りの代わりに熱中症対策のための救護所を設置するなどして観客の体調管理に万全を期す方針であるとしています。

しかし、今年の夏には8日連続の猛暑日を記録している他、特有の湿度の高さもあり東京の夏の暑さは過酷。選手や観客の体調が心配され、秋に開催できないかとの疑問も相次いでいました。

秋季開催自体はIOCが他の大きなスポーツ中継との競合を避け、最大の収入源であるテレビ放映権料を維持するため、7月15日~8月31日での開催を求めているために不可能とされています。

蒸すぞ暑いぞ、東京五輪 秋開催、困難な理由は…:朝日新聞デジタル

その前提でオリンピックを招致している以上、開催国側でその時期の気候はコントロールしなければならないこととなりますが、メイン会場での観客席の冷暖房見送りは致命的。どれだけ暑いかをある程度理解し、慣れてもいる日本人にとっても非常に厳しい季節ですが、世界中からオリンピックに向けて日本を訪れる外国人観光客にとっては命の危険も十分に有り得る状態と言っていいでしょう。

オリンピックに向けて観光客を呼び込もうとどれだけがんばったとしても、当のオリンピックのために日本を訪れて熱中症で悲しい結末となってしまえば全てが水の泡となることは間違いありません。「おもてなし」の心はどこにいってしまったのでしょうか?

時事ドットコム:新国立工費上限は1550億円に=冷暖房見送り、収容6万8000人-政府

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