【随時追加】著名人がネット上に垂れ流したデマまとめ

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ツイッターやFacebookといったSNSの普及で誰しもが情報を発信できるようになった現代、新たな問題となっているのが「デマの拡散」。

扇情的な内容であればあるほど、一見正義に基づいた憤りのように見えれば見えるほど、人は共感し、積極的に拡散するわけですが、もしその内容が真実で無い場合、取り返しの付かないことになることがあります。そこで今回は著名人が流したデマをまとめてみました。詳細は以下から。

◆百田尚樹
ヒット作「永遠の0」で知られる放送作家・小説家。政府の意向により2013年11月~2015年2月までNHKの経営委員として就任していましたが、2014年の東京都知事選で田母神候補の応援演説に駆け付け、(現政権も存在を認めている)南京大虐殺を否定した上、他の候補を「人間のクズ」と罵倒。

故・やしきたかじんさんの晩年を描いた『殉愛』について、やしきさんの長女から名誉毀損で訴えられたほか、NHKの経営委員を退いた後も自民党の勉強会「文化芸術懇話会」において、政府の方針に否定的な沖縄の新聞2紙を「潰さないといけない」と発言するなど、さまざまな問題を巻き起こした人物です。

・「エボラ対策審議を民主党がストップさせている」
そんな百田尚樹氏が流したデマは「エボラ出血熱対策のための感染症関連法案改正審議を民主党がストップさせている」というもの。

しかし実際はまだ法案自体が厚労委員会に付託されていない、そもそも審議以前の段階な上、民主党も反対する予定では無かったため、百田氏は何一つ真実でない話を拡散していたことになります。

【追記あり】百田尚樹NHK経営委員が「エボラ対策で民主党が審議拒否」とのデマを拡散 | BUZZAP!(バザップ!)


◆田母神俊雄
在任中に政府見解と異なる論文(通称:田母神論文)を発表し、更迭された第29代航空幕僚長。次世代の党副代表を務め、東京都知事選にも出馬した人物で、その経歴から保守論壇の大物と見る向きもあります。

・イスラム国人質事件で謎の「在日疑惑論」
しかし2015年初頭に発生したイスラム国人質事件では、拉致・拘束された湯川遥奈さんとの関係にはダンマリを貫く一方で……


同じく拉致・拘束された後藤健二さんについては「ネットでは在日の方で通名を使っているからだという情報が流れていますが、真偽のほどは分かりません」という、無責任極まりない「在日疑惑論」を自ら拡散。

田母神俊雄氏、ISIL人質の後藤健二氏に対する「在日疑惑」ツイートで大炎上 | BUZZAP!(バザップ!)


・人類史上稀に見る放射線耐性
おまけに2011年には「年間236.52シーベルト(注:一般的な致死量は毎時7シーベルト以上)の放射線を浴びても健康上有益」という、人類史上稀に見る放射線耐性を獲得していたことを告白するなど、不規則発言が目立ちます。

「236シーベルト浴びても健康上有益」田母神俊雄氏、人類史上稀に見る放射線耐性を獲得 | BUZZAP!(バザップ!)


・家庭を語るのにふさわしい人物?
2015年4月には同性カップルに対して一定の権利を認める渋谷区の「同性パートナーシップ条例」に対し「これを認めては人類社会が続かなくなる」「そんな関係が正常な関係であるわけがありません」と攻撃。

しかし、これまで同性婚や同性パートナーシップを認めた国が壊れた例は存在せず、何の根拠も無しに攻撃しているだけな上、田母神氏自らも不倫相手と結ばれるための離婚訴訟を起こしていました。

公式サイトで「家庭を中心とした地域共同体を復活する」とうたう田母神氏ですが、本当に「家庭」を語るのに足る人物なのでしょうか……。

田母神俊雄、渋谷区の同性パートナー条例に「人類社会が続かなくなる」「国が壊れてゆく」と攻撃 | BUZZAP!(バザップ!)


◆片山さつき
自由民主党所属の参議院議員。参議院総務委員会でNHKに対し「ミュージックジャパンに韓国人タレントが36%(根拠不明、実際は約11%)も出ている。これではミュージックコリアだ」といった珍質問を寄せるなど、何かと不規則発言の目立つ人物です。

・「御嶽山噴火で被害が大きくなったのは民主党のせい」
そんな片山さつき氏は、2014年に発生した御嶽山噴火では「民主党の事業仕分けで常時監視の対象から外れた」「予算を減らされた」などのデマをツイッターで拡散。

しかし実際には御嶽山が大学機関の観測強化対象から外れたのは自民党政権時だった上、火山観測予算は民主党政権時にむしろ増えていたことが明らかに。Wikipediaにも今までの発言がまとめられていますが、よく確認せずそのまま発言してしまった結果、藪蛇となるパターンが多いようです。

【追記あり】片山さつき議員が御嶽山噴火被害を「民主政権の事業仕分けが原因で拡大」とデマ拡散して炎上→事実誤認で謝罪する事態に | BUZZAP!(バザップ!)


◆保守速報
在日朝鮮人のフリーライター・李信恵さんの出自を取り上げて、「不逞(ふてい)鮮人」などと蔑視・差別するような言葉(ヘイトスピーチ)を繰り返し投稿するなどして訴訟沙汰になったブログサイト。

・セクハラ被害議員をデマとネガティブキャンペーンで攻撃
ヘイトスピーチ満載な内容が問題視される同サイトを安倍総理がFacebookでシェアしたことで問題となりましたが、都議会で自民党議員からセクハラ野次を受けた塩村文夏議員に対して、「公務=仕事で夜のホストクラブでビールを飲む」「公費でホストクラブで飲食」といった虚偽の投稿を行っていました。

まとめブログ・保守速報がヤジ被害の塩村文夏議員に「公費でホストクラブ」と悪質なデマ→議員当選以前の仕事上の写真でした | BUZZAP!(バザップ!)


さらに塩村議員に対しては、韓国の整形業界の写真などを交えて「顔の形が以前と変わっていた」などのネガティブキャンペーンを執拗に展開するなど、徹底した被害者叩きっぷりを展開する始末です。

【塩村終了のお知らせ】塩村文夏議員がセクハラ強要!!!立場の弱い少女たちに番組でパンチラを強要していた!!!!!!
【衝撃動画】塩村文夏議員「同時に何人も愛せる、全員肉体関係ある、だって一人に絞る必要ないですもん」三股を暴露wwwwwwww
【衝撃画像】塩村文夏議員、なんと顔の形が以前と変わっていたwwwwwwwwwww


さも塩村議員にも落ち度があるかのような、まるで「どっちもどっち」以上の印象を与えることを狙っているかのような内容ですが、一体何がそこまで駆り立てているのでしょうか……。

◆社会的影響力のある人物だからこそ、よく確認して発言すべきではないか
よくよく確認せずにそのまま言い放ったようにしか見えない上、悪意すら垣間見えるものも少なくないこれらのデマ。社会的影響力のある人物が発したものであれば、その威力は計り知れません。

ネット上に一度流されたデマは拡散しやすい一方で、訂正されにくいことがコロンビア大学の研究で判明しているだけに、上記のようなデマが再び垂れ流されることは避けてもらいたいものです。

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