クジラ死骸踏みつけ写真が最優秀賞で炎上→審査員「生きてると思った、勇気がある、感動」でさらに大炎上

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クジラの死骸を踏みつけた写真がコンテストで最優秀賞を取って炎上中ですが、審査員の発言がさらなる炎上を誘っています。詳細は以下から。

問題となったのは北海道立オホーツク流氷科学センターが開催した「第25回「オホーツクの四季」写真コンテスト」。このコンテストの最優秀賞に選ばれたのが「征服」という題で若者がクジラの死骸を踏みつけてガッツポーズを取っている写真。

当然ながらこの写真の最優秀賞受賞は大きな批判を浴びます。Facebookの当該イベントページには写真に対して「命の尊厳を踏みにじっている」「捕鯨文化をも馬鹿にしている」などの痛烈な批判が並んでいる他、この写真に賞を与えた北海道写真協会、それに異を唱えなかった流氷科学センターに対しても大きな批判が寄せられています。

炎上がさらに広がったのは同日深夜に朝日新聞電子版の記事によるもの。審査員の女性がこの最優秀作品への「選評」の中で「海岸に流れてきた?クジラに乗ってヤッタゼ!と言った得意のポーズの青年!滅多に見られない作品作りに成功されたと言ってよいでしょう」と書いていたこと。さらには取材に対して「クジラは生きていると思った。その上に乗っかるなんて勇気があると思ったし、感動したので選んだ。それが冒涜と言われると何と言っていいかわからない」などとコメントしたことによります。

誰がどう見てもクジラは死んでいますし、もし仮にまだ息があったとしたら「砂浜に打ち上げられて瀕死のクジラを若者が踏みつけて『ヤッタゼ!』とガッツポーズを取っている写真」に対して「勇気がある」「感動した」ということになり、輪を掛けて最悪です。それが冒涜だと分からないこの審査員は二度と写真の審査などするべきではないでしょう。

さらに言うならば、日本は元々捕鯨に関して世界的に孤立しており、こうした写真はさらに日本の立場を悪化させる元凶ともなり得ます。このような写真が最優秀賞を取ると言うことは「日本は捕鯨はするけれど、クジラに対する感謝と祈りの気持ちは忘れていない」という捕鯨擁護論者の主張を粉々にするものであることは言うまでもありません。

なお、流氷科学センターは今回の炎上騒ぎに慌てて審査員と応募者に事情を説明。応募者本人から辞退するとの話があったため、この「征服」の最優秀賞は取り消され「該当作品なし」となっています。


また、このあまりに酷い選考について流氷科学センターは「『オホーツクの四季』写真コンテストについて」という文章をHPに掲載。「自然や環境を研究する機関でありながら、それらへの配慮や認識が欠如していた」として謝罪しています。

クジラ死骸上でガッツポーズ 写真コン最優秀作品に批判:朝日新聞デジタル

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