トランプ米大統領候補、銃所持者によるヒラリー暗殺を仄めかし大問題に

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次々とアメリカ合衆国のタブーを蹴破っているトランプ米大統領候補、ついには対立候補の暗殺まで仄めかしました。

オーランドのゲイクラブでの銃乱射事件に度重なる警官による黒人射殺事件、そして報復的なダラスでの警官射殺事件など、銃による悲惨な事件が相次いでいるアメリカ合衆国。そこで共和党のトランプ米大統領候補が衝撃的な発言を行い大きな批判が広がっています。

トランプ候補は8月9日の演説の中で最高裁判事の人事を巡って民主党のヒラリー・クリントン候補を激しく攻撃。その中で

ヒラリーは(銃所持を認めた)合衆国憲法修正第2条を廃止しようとしてる彼女が大統領になり、最高裁判事の人事権を握ればもうできることは何もない。とはいえ、銃を持っている人にはできることがあるかもしれない。しらんけど。



と発言。これが案にクリントン候補の銃による暗殺を仄めかしているとして大きな批判を呼んでいます。支持者の前でこうした発言をするということは、ある意味暗殺の扇動とも取れるため、銃社会のアメリカ合衆国では冗談で済むものではありません。

クリントン陣営の選挙運動マネージャーのRobby Mook氏は以下のように反応。

端的に言ってトランプ候補の発言は危険だ。米大統領を目指す者はいかなる形でも暴力を示唆するべきではない。



トランプ候補のスポークスマンであるJason Miller氏はこのトランプ候補の発言を「結束の力である」とフォローしています。

銃所持者は驚くべきスピリットを持ち、非常に統率されているため大きな政治的な力を持っている。今年、記録的な数の銃所持者がクリントン候補ではなくトランプ候補に投票するだろう。


先日はイスラム教徒の戦没者遺族を侮辱し、集会で泣き出した赤ちゃんを「外に出せ」と追い出すするなど、アメリカ合衆国のタブーである軍人と子供に対する敵意を露わにしてきたトランプ候補。行き着くところまで行ってしまった感がありますが、本人はまったく気にする様子もなさそうです。

しかし共和党内部を始め、支持者は続々と離反しているとされており、トランプ旋風もここまでということになるのでしょうか。ただし問題は、トランプ候補のこうした過激な暴言にエールを送る層が確実に存在していること。彼らが可視化されて大統領選後もなんらかの過激なアクションを起こすとすれば、今後のアメリカ合衆国に大きな禍根を残すことになりそうです。

Trump_ 'Second Amendment people' could deal with Clinton - CNNPolitics.com

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