成人年齢18歳にする民法改正法案が来年にも提出へ、飲酒・喫煙・ギャンブル解禁には慎重論も

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Photo by Keiko Shih

成人年齢が18歳に引き下げられることになりそうです。詳細は以下から。

政府は9月1日までに、成人年齢を現在の20歳から2歳引き下げて18歳にする民法改正案を早ければ来年の通常国会に提出する方針を固めました。18歳選挙権の実現がこの法改正を後押しする格好で、成立すれば1876年の太政官布告によって満20歳とされて以来の成人の定義が変わることになります。

この法改正が行われると18歳、19歳でも親の同意なくローンやクレジットの契約を結べるようになるため、消費者被害の拡大が懸念されている他、親権者の保護が受けられなくなるという変化もあります。

また、飲酒や喫煙、競馬などの公営ギャンブルの禁止年齢の引き下げや少年法の適用年齢については別の法律で規定されているため、今後別途検討されることになります。

また、この成人年齢引き下げに関して法務省が現在パブリックコメントを募集中。ここで募集している意見は

1.改正法施行時点で既に18歳,19歳に達している者は,改正法の施行日に一斉に成年に達するとすることによる支障の有無

2.施行までの周知期間(3年程度の周知期間を設けることの支障の有無)

3.改正法の施行日(1月1日か4月1日かそれ以外か)

4.施行に伴う支障の有無(施行前の18,19歳の行為を遡って成人扱いしないことの支障の有無)


の4点で、引き下げ自体の是非については問われておらず、既定路線となっていることが読み取れます。また、飲酒、喫煙、公営ギャンブル、少年法の適用についても別の法律の範疇となるためここでは問われていません。

若者にとっては大きな問題となる成人年齢引き下げですが、高校3年生も対象となるため、慎重な関連法の調整が必要となりそうです。とりあえず成人式と大学受験の時期が重なるのはかなり大変なことになりそうですが…。

東京新聞_民法改正法案、成人年齢18歳に 政府が来年にも提出_話題のニュース(TOKYO Web)

成人年齢引き下げでパブコメ募集 改正法案を来年提出へ:朝日新聞デジタル

成人18歳:20年にも 民法改正案、来年提出 - 毎日新聞

「18歳成人」で意見公募 民法改正案、17年にも  :日本経済新聞

(Photo by Keiko Shih


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