中国が科学論文数で初めてアメリカ合衆国を破り世界トップに

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Photo by Takashi Kawada

中国なんて劣化したパクリと海賊版だけだと考えている人は完全に時代遅れということになりそうです。詳細は以下から。

経済発展が目覚ましい中国は科学技術の分野でも既に日本を追い越して世界トップクラスの実力を持っています。

アメリカ合衆国、ロシアに次いで独自に有人宇宙飛行を成功させ、太陽光発電や電気自動車で世界をリードする立場に躍り出ており、スマホやドローンでも大きなシェアを誇っています。

そんな中国が2016年に公表された科学論文の数で初めて世界トップを守り続けてきたアメリカ合衆国を抜き去っていたことが分かりました。

エルゼビア社の運営する世界最大級の抄録・引用文献データベース「Scopus」にこの年掲載された中国の科学論文は42万6000件で、全体の18.6%に及びます。ちなみにこの年のアメリカ合衆国の科学論文は40万9000件。

数としてみればまだ互角ですが、中国はこの10年余りで急激に発展して科学論文の数も急増してきており、今後さらに大きく本数を伸ばす可能性もあります。

ただし、研究開発に使われた資金というものさしで見ると、アメリカ合衆国がいまだ世界のトップであり、4960億ドル(約55兆円)を使っています。しかし中国も2000年から毎年平均18%増加し続け、現在では4080億ドル(約45兆円)に達しています。

もちろん大学の予算を削り続け、企業に貢献する存在へと変えようとする日本にはこうした動きに太刀打ちする術は全くありません。今のところは過去の業績から多くのノーベル賞受賞者を出していますが、早晩落ちこぼれることは火を見るよりも明らかです。

China just overtook the US in scientific output for the first time

(Photo by Takashi Kawada


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