日本政府、カジノの入場料2000円取ればギャンブル依存症を防止できると誤認

このエントリーをはてなブックマークに追加



そんな認識で大丈夫か?と真顔で小一時間問いただしたくなる案を政府が出してきました。詳細は以下から。

政府はカジノの整備を巡り、ギャンブル依存症の防止につなげるという名目で、1回当たり2000円の入場料を徴収し、さらにカジノの収益の一部を公益目的の事業に活用するなどとした案を新たにまとめています。

政府はギャンブル依存症の防止につなげるため、カジノの日本人利用客などを対象に1回当たり2000円の入場料を徴収するとしています。

さらにカジノの事業者から収益の一部を納付金として国が徴収し、国と地元の都道府県で半分に分け、観光や福祉など公益目的の事業に活用するとしています。

当然ながらこの案には既にネット上では「ギャンブル依存症の事を何も分かっていない」という呆れ声が飛び交っています。入場料2000円でカジノ通いにブレーキが掛けられるなら、その人はそもそもギャンブル依存症ではありません。

入場料が2000円なら、それを払って20万円勝ってくるという発想になって通うのがギャンブル依存症ですので、この入場料はギャンブル依存症の患者からさらに上前をはねる意味しかありません。

またカジノは当然ながら胴元が必ず勝つ構図になっているものですが、ここで2000円の入場料を取るということは無条件にカジノにさらなる儲けを約束することを意味します。

もちろんその「収益の一部を納付金として国が徴収」して「国と地元の都道府県で半分に分け」る腹づもりなのですからカジノ事業者と国と地方自治体でギャンブル依存症患者を食い物にするだけでギャンブル依存症を防止するつもりなどさらさらない事が分かります。

本当にギャンブル依存症を防止したいと考えているのであればカジノ解禁を取り消すか、1回10万円以上の高額入場料を取り、あくまで富裕層のための娯楽とするしかありません。

ギャンブル依存症防止へ 政府案“カジノ入場料2000円” _ NHKニュース

ギャンブル依存症 (生活人新書)
田辺 等
NHK出版
売り上げランキング: 59,422

・関連記事
大阪のカジノ予定地の夢洲を「個人情報ダダ漏れ特区」指定へ、関西経済同友会が提言 | BUZZAP!(バザップ!)

国民の7割が反対のカジノ、入場規制にマイナンバー使用方針で既に終了か | BUZZAP!(バザップ!)

カジノ法案がたった2日の審議で衆院委員会で強行採決、国会の有名無実化が進む | BUZZAP!(バザップ!)

「ガチャはギャンブルだ」とベルギー当局が結論、全ヨーロッパでの禁止も求める | BUZZAP!(バザップ!)

このエントリーをはてなブックマークに追加