「この国での貧困は絶対的に自分のせい」、落語家が想像力の貧困っぷりを自ら披露して大炎上

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「非正規雇用で生活に困窮している」「子どもの進学費用が出せない」「DVで離婚したシングルマザーが子どもを満足に食べさせられない」「年老いた親の介護で思うように働けず、生活がままならない」

世の中にはさまざまな理由から貧困にあえぐ人たちがいますが、それらは絶対的にその人たちのせいだそうです。詳細は以下から。

まず見てもらいたいのが、落語家・桂春蝶氏のツイート。「貧困問題をうたう人々はよほど強欲」「(貧困層に対して)まともな一歩を踏み出して欲しい」などと述べた上で「この国での貧困は絶対的に自分のせいなのだ」と断言しています。


上記の発言は当然のように大炎上したわけですが、これを受けた春蝶氏は「感謝して歩むべきだという福音」とコメント。自らの発言を、キリストの教えを表す際などに用いられる「福音」とまで言える圧倒的なまでの上から目線には、ただただ驚かされるばかりです……。


やたらマウントしたがる人にありがちな苦労話の披露も。しかし1975年生まれの春蝶氏が苦労したという時期は1995~2005年ごろ。非正規雇用の低所得者層が一気に増大した改正労働者派遣法施行やリーマンショックの波を直接受けてはいません。


今なお、涙なくしては読めない「そうか、あかんか」事件など、国が提供する枠組みではフォローしきれない貧困が確実に存在し、貧困に陥った経緯もさまざまであるということは、わずかでも想像力があれば分かりそうなもの。

仕事にあたって最も必要であろう想像力が欠如している落語家の存在に戦慄せざるを得ませんが、このような発言がウケてか桂春蝶氏は先ごろから夕刊フジでコラムを担当中。産経グループによって保守論壇の一員として迎え入れられる下地作りが進められています。

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