震災時すらボイコット、審議拒否をあげつらう自民党の野党時代が酷すぎてブーメランの域を越える

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現在野党6党が行っている審議拒否に批判が起こっていますが、野党時代の自民党の酷さは比べようもないものでした。詳細は以下から。

国会では森友学園公文書改ざん問題や加計学園問題での虚偽答弁を筆頭に、財務事務次官のセクハラ問題とそれに対するセカンドレイプとしか呼びようのない政府対応など、数え切れない程の大問題が山積しながらも、与党自民党が説明責任を果たさないままに居直りを続けるという異常事態が続いています。

野党はこれにたいして審議を行える状態ではないとして審議拒否を継続していますが、一部ネット民を中心に「税金泥棒!」などという的外れな攻撃まで飛び出す始末となっています。

◆野党自民党の審議拒否は85回
ですが、2009年から2012年までの民主党政権時代、野党だった自民党が今回どころではない審議拒否を行っていたことが原口一博議員らから曝露され、巨大ブーメランが後頭部に突き刺さる事態となっています。


今回の野党は、公文書の改ざんや自衛隊の日報の隠蔽、国会での虚偽答弁といった民主主義国家の屋台骨が崩壊するレベルの極めて深刻な問題を解決するためのやむない手段として審議拒否を行っています。

しかし覚えている人も多いと思われますが、当時の自民党はひたすらにゴネる手段として恒常的に審議拒否を行っており、希望の党の泉健太議員の調査によるとその回数は85回にも登ります。

◆東日本大震災後も足を引っ張ることに終始
そして、自民党は東日本大震災後という正真正銘の国難の中にあってさえもこうした態度を改めていなかったのです。

当時の菅首相はこの日本を襲った未曾有の大災害に与野党を挙げて対応するため、当時の谷垣総裁に復興担当大臣として入閣を要請しました。

しかし谷垣総裁は自民党執行部の強い反対もあって入閣に至ることなく、自民党は震災対応のための内閣法改正への協力も拒否。さらに震災から3ヶ月も経っていない6月3日には内閣不信任決議案まで提出しています。

さらにBUZZAP!でも既に報じたように、安倍晋三衆議院議員(当時)は震災から2ヶ月後の2011年5月20日、自身のメルマガ上で菅首相が3月12日に福島第一原発への海水注入を止めさせたとのデマまで流布して攻撃していました。

「12日9時04分に海水注入を開始。同時に官邸に報告したところ、菅総理が『俺は聞いていない!』と激怒。官邸からの電話で、19時25分に海水注入を中断。(中略)やっと始まった海水注入を止めたのは、なんと菅総理その人だったのです。」

安倍総理のウソ|菅直人オフィシャルブログ「原発ゼロと平和な未来」の実現を目指して Powered by Amebaより引用)


◆まさに「反対のための反対」の野党
また2010年の参院選で民主党が敗北して自民党が改選第1党となり、いわゆる「ねじれ国会」となった後は参院問責決議案を乱発し、仙谷官房長官、馬淵国交大臣、一川防衛大臣、山岡国家公安委員長、前田国交大臣、田中防衛大臣らが更迭されることにました。

審議拒否、デマの流布、問責決議案の乱発、こうした野党自民党のなりふり構わない「反対のための反対」によって民主党政権末期の法案成立率は政府が提出する閣法ですら50%にまで落ち込むことになります。


自民党や支持者らは民主党政権を最悪だったと評しますが、その「最悪」さの一端を野党としてことあるごとに党利党略で足を引っ張り続けた自民党が担っていたことは間違いありません。

泉健太議員は2010年に自民党が作成した「審議拒否(の理由)は与党にあり、国会審議を尽くせ!」というチラシを持ち出しましたが、自民党が今の野党を批判するのであれば、野党時代の自民党はそれに輪を掛けて酷いことをやってきた事へのこの上ない証明になります。

◆今回の審議拒否は「法案への賛否」の話ではない
そして繰り返しになりますが、今回の野党の審議拒否は法案への賛否といったレベルの話ではありません。

公文書管理やシビリアンコントロールという民主主義国家の根幹が崩壊し、セクハラが常態化した上に告発へのセカンドレイプが行われ、国会での虚偽答弁が堂々とまかり通りながらも証人喚問すらまともに行われないという、近代国家としての機能不全という前代未聞の異常事態が起こっているわけです。

こうした状況が放置され、公文書や国会答弁すら信用できない状況で、国民の生活に多大な影響を与える高度プロフェッショナル制度などの審議を行う事はできませんし、していいはずもありません。

自民党は過去の自身の「審議拒否(の理由)は与党にあり、国会審議を尽くせ!」という言葉をしっかりと省みて野党の要求する4項目に回答していく必要があります。

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