差別動画で荒稼ぎしていたタレント・竹田恒泰氏らのYouTube公式チャンネル相次いで閉鎖、数万本規模で動画が削除される

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旧皇族の竹田家に生まれた「明治天皇の玄孫(やしゃご)」という血筋を売り物にするタレントの竹田恒泰氏が、人種差別を含む動画を大量投稿していたことでYouTubeの公式チャンネルを閉鎖させられました。詳細は以下から。

◆差別発言を含む動画を大量に投稿していた竹田恒泰氏
閉鎖された竹田氏のYouTube公式チャンネル。「YouTubeのコミュニティガイドラインに違反していたため、このチャンネルを停止しました」と表示されています。

【公式】竹田恒泰チャンネル - YouTube


まず前提として、差別表現を含む動画に自社の広告が表示されることを嫌った大手企業の広告出稿取り下げ騒動が発生したことを受け、YouTubeでは昨年から差別表現に対して厳しい姿勢で臨むよう方針が大きく転換されています。

アイドル刺傷事件の犯人について何の根拠もなく「日本国籍ではないと思われる」と言い放つなど、もともと差別的な言動が多かった竹田氏。アップロードした複数の動画に差別的な内容が含まれているのであれば、YouTubeの規約に基づいて削除・チャンネル閉鎖に追い込まれるのはごくごく当たり前のことです。

しかしなぜか竹田氏は自らの差別発言を一切省みないどころか「不当な攻撃」と責任転嫁した挙げ句「言論を守る」などとして新たなチャンネルを立ち上げ。

「皇族の血統をうたう人間が差別発言を含む動画で広告収入を稼ぐ」という構図自体、皇族の品格そのものを貶めている気もしますが、ネットでは一連の流れについて「YouTubeから生前退位」「ヘイトエンペラー」などと揶揄する声があるようです。


また、竹田氏は新たなチャンネルについて「高評価」を促す内容をツイッターで投稿。しかしこのような行為はYouTubeの規約で禁じられており、規約違反を重ねる形となっています。


◆差別的・憎悪を煽る動画が6万本近く削除、少しずつ見やすくなってきたYouTube
なお、竹田氏の公式YouTubeチャンネルが閉鎖させられた背景として、有志による差別的・憎悪を煽る動画を通報する動きがあったのは事実。現在大手を中心に30チャンネル、6万本近い動画が削除されています。

しかしあくまで規約違反かどうかを判断するのはYouTubeで、通報があれば削除されるというものではありません。つまりチャンネルを削除されたくなければ、最初から差別表現を含む動画など投稿しなければいいわけです。

凍結されたチャンネル一覧や、通報方法をまとめたサイト。法務省が提示したヘイトスピーチの典型例に当てはまるような動画を見つけた際は、通報してみるのもいいかもしれません。


また、大手チャンネルの相次ぐ閉鎖を受け、かつてBuzzap!編集部で調査した際、差別や嫌悪感を煽る動画で検索結果が埋め尽くされていた「韓国」をYouTubeで検索した結果にも変化が。まだまだ判で付いたようなサムネイルの動画が散見されはするものの……


大量削除を受け、若年層に人気があるK-POPグループの情報、食べ物やメイクの紹介などの動画を見つけやすくなりました。1本あたり数十円という単価で機械的に大量生産されていた嫌韓動画群に辟易していた人にとっても、朗報ではないでしょうか。

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