「死を呼ぶ身近な危険」あの弁護士大量懲戒請求事件が全国放送でお茶の間に届けられることに

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一部ネット民によって引き起こされた空前の弁護士大量懲戒請求事件がお茶の間を震撼させることになりました。詳細は以下から。

今年4月頃からネット上では大きな衝撃をもって迎えられた弁護士大量懲戒請求事件が8月14日の日本テレビ系ザ!世界仰天ニュース「死を呼ぶ身近な危険2時間スペシャル」で取り上げられることになりました。

◆弁護士大量懲戒請求事件とは?
弁護士大量懲戒請求事件とは、2017年6月15日に東京弁護士会の理事者をはじめ10名に対し190名から懲戒請求が送りつけられたことを発端として始まった弁護士らへの極めて大量の懲戒請求が送付された事件。

標的となったのは、主に文部科学省が朝鮮学校に対する補助金交付を再検討するよう地方自治体に求めたことについて、会長声明などで反対の意思表示をした21弁護士会の弁護士ら。

しかし、特にこのような国籍での差別やヘイトスピーチに関わる活動をしてこなかった弁護士に対しても、ツイッター上での発言などを理由に1000通近い懲戒請求が送られるケースまで発生しました。この前代未聞の事件に弁護士らが反撃し、順次提訴を開始したというのが現状となります。

こうした大量の懲戒請求が行われた背景には、煽動した極右ブログ「余命三年時事日記」の存在があります。このブログは一部ネット民に対して大きな影響力を持ち、現在はヘイト出版社と化した青林堂からも複数の書籍を刊行しています。

なお、より詳しい経緯はジャーナリストの江川紹子氏の記事歪んだ正義感はなぜ生まれたのか…弁護士への大量懲戒請求にみる“カルト性”などで解説されており、大量懲戒請求を受けた2名の弁護士の記者会見の動画でも知ることができます。


◆提訴したネット民が全国放送でお茶の間デビュー
いったいどんな人がこんな無茶苦茶なブログを信じ込み、実際に弁護士に向けて懲戒請求をしてしまったのか。弁護士らのツイッターなどから「高齢の人が多い」などの断片的な情報が流れ出ることはありましたが、大きな謎でした。

そんなネット民のひとりが日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」の「死を呼ぶ身近な危険2時間スペシャル」に登場することが大きな話題になっています。


これは8月14日の21時から2時間に渡って放送される同番組の特番で、5つのトピックの最後に「激しく後悔したネット住民」というサブタイトルで放送されることが提示されています。


上記画像に登場する女性はおそらく再現VTRと思われますが、紹介文の最後に「驚きの真相を本人達が語る!!」とあることから、実際に懲戒請求を行った本人の口から状況が語られること、表題にも「激しく後悔した」とあるように、提訴に至る経緯も語られる事が予想されます。

朝鮮人学校を巡る差別的な主張が発端であることが語られるのか、「余命三年時事日記」というブログへの言及があるのか、ブログ内で複数の政治家との繋がりが言及されていたことは明らかにされるのかなど、興味は尽きません。

中には家族や知人らの名前を騙って大量に懲戒請求をしていた事例もあるとされていますが、この人物の口からいったいどのような内容が語られるのでしょうか。

お盆のど真ん中での放送ということで、家族や親戚らが集まって視聴する可能性も大きいのですが、「アハハ、まさか父さんはこんな馬鹿なことやってないよな?」「………」「…父さん?」「実はな…」といった真夏の洒落にならない怖い話が日本のどこかで繰り広げられるのかもしれません。

「死を呼ぶ身近な危険」の特番の大トリを飾るのにこれ以上のネタはなかなか見つからなさそうです。

「ポスト真実」時代のネットニュースの読み方
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