トランプ大統領支持者向け出会い系アプリ、公開初日に利用者の登録データを漏洩

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アプリ自体がネタ感満載ですが、公開初日からお漏らしというギャグ展開となっています。詳細は以下から。

◆ウヨクなお相手を探せるトランプ支持者向け出会い系アプリ
デートやセックスの相手が自分の大好きなトランプ大統領を嫌いだなんて耐えられない。そんなトランプ大統領支持者のために「Make America Date Again」をスローガンとして作成された出会い系アプリ、それが「Donald Daters」です。


アプリの公式ページの頭には「偏見も断罪もリベラルの不寛容もない!無料アプリ「Donald Daters」があればあなたも近くのウヨクな(編集部注:原文では大文字で「RIGHT」で「正しい」という意味とのダブルミーニング)相手と出会えます」と、かなりガチな説明文が記されています。

公式ツイッターアカウントのロゴはアメリカ合衆国の国旗に使われている赤、青、白を基調にドナルドのDとハートマークを組み合わせたもの。


公式サイトではこれに加えて国旗とハートマークを組み合わせたものも使われ、トランプ大統領とアメリカ合衆国への愛と忠誠心を惜しげもなく強調しています。


◆「トランプ支持者は脅かされていてデートもできない」ため開発
Donald Daters社のCEOを努めるEmily Morenoさん「若いトランプ大統領支持者にとっては、リベラルの不寛容さのために友人と会ったりデートをしたりするのがほとんど不可能になっている。トランプ大統領を支持する事は、場を和やかにするのではなく関係を失敗させる原因になっている」と指摘。

「だから私達はトランプ大統領支持者が政治的な話に脅かされずに出会えるようにするための新しいプラットフォームを作ったのだ」とアプリ作成の理由を語っています。

ヒラリー・クリントンを見事打ち破ったトランプ大統領を支持していると知れると肩身が狭いという発想がどこから来るのか分かりませんが、そこはかとない被害者意識と劣等感が漂っている辺りが不思議なところです。

◆公開初日に登録データを漏洩
ここまでならば「Donald Daters」は単なるおもしろアプリというだけで済んでいましたが、問題はこれが公開された初日である現地時間10月15日早々に利用者の登録データが漏洩していたことが明らかになってしまったこと。

フランスのセキュリティ研究者のElliot Aldersonさんがテック系ニュースサイトTechCrunchに情報提供したところによると、アプリのユーザーデータベースが丸ごとダウンロード可能な状態になっていたとのこと。

これによりTechCrunchは初日の登録者数が1600人だったことも判明したとしており、データベースに含まれる情報はユーザーネーム、プロフィール画像、使用端末、ダイレクトメッセージ、そして有料ポイントなどのアカウントに紐付けられたもの。

これらのデータはどこからでもむきだしのFirebaseのデータ・リポジトリからアクセス可能となっており、TechCrunchが問い合わせをした時点でアクセスできなくなったとのこと。

悪意があったわけではなく、単に脇が甘かっただけということになりそうですが、せっかく安心してデート相手を探せるはずだったトランプ支持者にとっては最初からケチが付いた格好になってしまいました。

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