韓国製原発のトラブル報道に一部ネット民歓喜、ウッキウキの発言集をどうぞ

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7年半前に自国の原発がどうなったのか、現在の原発輸出計画がどうなっているのか、何も知らないようです。詳細は以下から。

◆韓国製原発の問題発生に狂気乱舞する一部ネット民
12月17日にYahoo!ニュースに掲載された、韓国ハンギョレ新聞の韓国が建設中の原発でトラブルが発見されたという記事のコメント欄が沸き返っています。その記事は韓国が建設したUAE原発に“亀裂”可能性…UAE側“調査中”(ハンギョレ新聞) - Yahoo!ニュース

内容は韓国がアラブ首長国連邦(UAE)で建設中のパラカ原子力発電所の格納建物に「亀裂」がある可能性が提起されたというもの。UAEのクリステル・ヴィクトルソン原子力規制庁庁長が、建設中の3号機の格納建物の壁でグリスの漏出が発見されたと言及しました。

3号機は2018年末が竣工目標時期ですが、ヴィクトルソン庁長は「私たちが運営許可を出す前に、彼ら(韓国)がこの問題を直さなければならない」と話しています。韓国電力公社は「工事遅延時には1日60万ドルの遅滞補償金を賦課する」ことに合意しているため、現状で工事期間の遅延と建設費用の増加が確実な状況となっています。

これは原発を輸出する際には十分に想定しうる問題であり、原発輸出をアベノミクスの成長戦略の目玉としてきた日本に取っても他人事ではない話です。

ですが、ヘイトスピーチの温床として一時期悪名高かったYahoo!ニュースのコメント欄は、この事態に狂気乱舞し、ウキウキのコメントを書き込む一部ネット民で沸き返っています。現状で3000件以上が書き込まれており全ては追い切れませんが、反応の多かった一部をご覧下さい。"





◆では日本の原発輸出はどうだったのでしょうか?
韓国の原発技術の低さと今回のトラブル発生を嘲笑うようなコメントがそこかしこで踊っていますが、それでは日本の原発輸出はどうだったのでしょうか?

日本の原発は巨大地震に伴う安全性が懸念されていたにも関わらず、安全神話のもとノーガード戦法を貫いていました。第1次安倍内閣時代の国会質疑において全電源喪失が発生するとは考えられないとした答弁はあまりにも有名です。


しかし東芝が経産省の強い後押しでウエスティングハウス社を買収し、いざ海外に原発を売り込もうかというタイミングで、東日本大震災に伴う大津波による福島第一原発事故が発生。日本製原発の最悪のプロモーションを披露する羽目になりました。



そして当然日本のみならず世界の原発を巡る状況は一変し、新規建設計画のキャンセルや見直しの動きが相次ぎました。建設続行となった原発も、事故を受けて安全基準が大幅に厳格化され、建設費が高騰すると共に工期も延長されるなど、原子力業界はこれまでにない逆風を受ける事になります。

そんな中、収益が大幅に悪化したウエスティングハウスを抱えた東芝は安定して収益を上げていた医療機器事業どころか、旺盛な需要が見込めるフラッシュメモリ事業すら手放す最悪の事態となりました。白物家電もテレビもパソコンも同社を離れ、もはや「エネルギーとエレクトロニクスの東芝」は見る影もありません。

さらについ先日、日立製作所がイギリスで計画し日本政府も全力で後押ししていた原発2基の建設計画が凍結されました。これでアベノミクスの成長戦略の目玉として政府肝いりで進めていた海外への原発売り込み計画が全て頓挫したことになります。

日本が原子力について他国に何をか言わんやという状況であることを、彼らは理解しているのでしょうか……?

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