山本太郎議員が極右カルト「日本母親連盟」の講演会で主催者をフルボッコにしてしまう

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論理的かつ明快な歯に衣着せぬ物言いで知られる山本太郎参議院議員が極右カルトの講演会で大立ち回りを演じました。詳細は以下から。

◆日本母親連盟主催の講演会での山本太郎議員の発言
東日本大震災の後、反原発運動の中で声を上げ始めた俳優でタレントの山本太郎さん。後に参議院議員に当選し、現在は自由党の共同代表として国会の内外で熱弁を振るっています。

そんな山本議員は積極的に街頭演説や講演などを行って市民の話に耳を傾けているのですが、この度日本母親連盟なる組織の主催した講演会で、当の主催者を完膚なきまでに叩きのめしています。


該当部分は講演全体を収めた以下の公式動画の51:20頃から。質疑応答で「山本太郎議員は日本母親連盟と選挙をされるんですか?」との質問に答える形で、スライドを用いながらトンデモな主張の数々を文字通りのフルボッコにしています。


◆日本母親連盟界隈のトンデモ主張とは?
日本母親連盟とその顧問、応援者らはどんな主張をしているのでしょうか。山本太郎議員のスライドから一部を抜粋してみましょう。

・3.11の東日本大震災はアメリカの空母が海底核爆発によって起こした人工地震だった。
・福一の原発事故は日本人が敗戦と共に失った民族の誇りと愛国心を取り戻す大きなチャンス。
・放射能を信頼し、福島の土から作ったウランやプルトニウムのレメディ(ホメオパシーで使われる偽薬)を服用すれば放射能は浄化され、原発や核兵器も消滅していく。
・日本人は嘘の歴史に徹底的に洗脳されており、慰安婦問題や南京大虐殺を巡る歴史も見直されるべき。
・ある日突然品川区の水質が下がったのは湾岸戦争の始まった日だったから。
・水に記憶されている情報自体がダメだから、水の波動を元に戻しなさい

ということで、人工地震に水の記憶、ホメオパシーといったガチなスピリチュアリズムに、自称保守界隈にしばしば見られる歴史修正主義や愛国主義が悪魔合体するという、ある種の数え役満状態となっています。

これに加えて以下のような日本母親連盟のマニフェストの問題点を鋭く指摘しています。どのような指摘かについては上記動画を参照してみてください。

・メディカルゴールド免許制度の実施
・近代史教育の強化、
・児童相談所のシステム見直し
・水道民営化に反対
・生活保護システムの見直しと不正受給の徹底調査
・憲法9条改正については意見を保留

この団体のマニフェストは時に自民党政権の政策に反対しており、誰もが頷くようなもっともらしい提言もありますが、そうした中に反ワクチンやフリーエネルギー推進といった文言がさらりと紛れ込んでいます。

◆日本母親連盟と日本会議との関わりも指摘してしまう
山本太郎議員は日本母親連盟の阪田浩子代表が神奈川県倫理法人会の女性副委員長という肩書きを持つ事を指摘。


この倫理法人会は一般社団法人倫理研究所の会員によって組織された会で、同会の丸山敏秋理事長日本会議の代表委員を務めています。


山本太郎議員は指摘しませんでしたが、阪田代表のこれ以外の肩書きも調べてみると非常に面白い事が分かります。

まず阪田代表が教育問題分科会副幹事という肩書きを持つ一般社団法人国家ビジョン研究会加瀬英明会長は、台湾の従軍慰安婦像に蹴りを入れて炎上した藤井実彦が幹事を務めていた「慰安婦の真実国民運動」でも会長を務める人物で、こちらも日本会議代表委員です。


両者とも日本会議の公式サイト上でしっかりと名前を確認する事ができます。


さらに阪田代表がグローバル教育プログラム講師を務める一般社団法人グローバル教育研究所の渥美育子理事長は上記の国家ビジョン研究会で阪田代表と同じ教育問題分科会で委員を務めています。


なお、グローバル教育研究所はコンセプトとしてグローバリゼーションの原理・原則を理解し、日本人のDNAを核として世界に貢献できる人材を送り出すと掲げる団体。「日本人のDNA」というワードが出てくる辺り、なんとなく事情が察せられます。

◆顧問は「障害児を産んだ親は反省しろ」発言の「キチガイ医」
最後に、山本太郎議員が深くは追求しないものの度々名前を出していたのが、日本母親連盟の発起人であり顧問を務める自称「キチガイ医」の内科医の内海聡という人物。

内海聡は2015年に自身のFacebookに障害の子どもさんが生まれるというのは、いかに産む前妊娠前に両親が食と生活が乱れているかの証、それは一生かけて反省しなければなりませんと発言してネット上で大炎上しています。

当時政治家を目指していたミュージシャンの三宅洋平がこの発言を擁護し、こちらも大炎上して全面謝罪に追い込まれた事を覚えている方もいるのではないでしょうか?

◆山本太郎議員が指摘する「日本会議の手口」
ということで、日本母親連盟が発足の時点からエセ科学とスピリチュアリズムに満たされた、日本会議とも関わりの深い自称保守界隈のカルト団体だということが明らかになりました。

山本太郎議員は質疑応答の最後に、連盟に惹かれた「母親」たちの多くは表看板の主張に同意し、自分や家族の生活環境等の健全化を求める善良な人々であると指摘します。

その上でこうした善良な人々が、連盟の活動を通じて「スピリチュアルな運動や右派の改憲運動、愛国運動に動員されるのであれば、それは、あの『日本会議』がやっているのと同じ事」であると喝破し、会場は割れんばかりの拍手に包まれます。

なお、山本太郎議員が退席した直後に急遽阪田代表が登壇して「たくさんの誤解があります」と釈明。極めて明快な根拠付きで論破されながら相手の誤解扱いするのは近年よく見られる絵面ですが、最後のまばらな拍手が全てを物語っていると言えそうです。

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