度重なる開発の遅れで「スペースジェット」への名称変更が検討されている国産旅客機「MRJ」がお払い箱になる可能性が浮上しました。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、カナダのボンバルディアが小型ジェット旅客機「CRJ」事業の売却を検討しており、水面下で複数のメーカーと交渉しているそうです。
そしてこの売却話に興味を抱いているのが三菱重工で、排他的な交渉へとシフトしつつあるとのこと。
契約が成立すれば6月17日からスタートするパリ航空ショーに合わせて発表される可能性があると業界関係者は明かしていますが、成約に至らない可能性も示唆されています。
ライバルのエンブラエルに天と地ほどの差を付けられ、今なお実用化のめどが立たずにいるMRJ。
YS-11以来となる国産旅客機の夢は「海外メーカーから事業を買収」という形に落ち着く可能性が浮上しました。
それはそうと、機体よりもずいぶん先に完成してしまった「MRJミュージアム」は黒歴史と化してしまうのでしょうか。
三菱重工 | MRJミュージアム
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