auの通信品質さらに向上へ、AIでネットワークを最適化するトラフィック対策



auが通信品質を向上させるため、AIを導入します。詳細は以下から。

KDDIおよびエリクソン・ジャパンのプレスリリースによると、両社はAIを活用したネットワーク最適化の手法を開発し、全国のau基地局の運用に導入するそうです。

これはエリア環境や利用形態により常に変動する通信品質を維持・向上するために、基地局のトラフィック(通信量)データの収集・分析を行い、周波数が効率的に活用できているかの確認、調整が不可欠であることを受けたもの。

新たに導入されるネットワーク最適化の手法では、各基地局から収集したデータを元にAIが自律的に最適なパラメーターを提案。

今まで膨大な時間と工数がかかっていたネットワーク全体のデータ収集・分析や各種パラメーターの策定が大幅に短縮される上、基地局ごとの個別調整も容易になるため、通信品質の向上を図ることができるとしています。

今回導入されるネットワーク最適化。つながりやすいプラチナバンド(800MHz帯)に通信が集中しないよう、他の周波数帯を上手く利用できるようになります。


動画配信サービスの普及などに伴い、人口が集中する都市部などの混雑対策がよりシビアになる昨今。

人口密集地では「基地局を増設しようにも用地が足りない」という問題もあるだけに、周波数の積極的な有効活用は非常に意味のあるアプローチです。

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