「痴漢被害データベース化プロジェクト」始動、ツイッターでの呼びかけが発端に

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ネット上の有志らの手によって、痴漢被害をマッピングするシステムが実現に向けて動き始めています。詳細は以下から。

いつになっても一向に減る気配の見えない痴漢被害。ツイッターなどのSNSによって被害の多さが可視化されてきましたが、その実態のあまりの酷さは想像を絶するものです。

痴漢が明確な、そして極めて卑劣な性暴力であることに異を唱える人はいないと思いますが、痴漢対策や被害を訴えるハードルは現在でも決して低いものではありません。先日は安全ピンを使った痴漢対策が話題となりましたが、賛否両論が噴出する事態になりました。

ただしその後、安全ピンで痴漢に対抗した被害者をトラブル発生時に無償で弁護する弁護団が結成された他、シャチハタが「痴漢対策はんこ」の開発をツイートするなど、少しずつじわじわと痴漢撲滅に向けた動きが進んでいます。


こうした中でビッグデータを活用して痴漢被害の可視化を図ろうとするプロジェクトが進行しています。ツイッターユーザーうさぎコンサルタントさんが発起人としてフォロアーのエンジニア諸氏と協力し、システムの構築を進めている状況です。

5月24日のツイートは現時点で13000件を超えるリツイートと15000件のいいね!を獲得しています。事故物件サイトとして有名な「大島てる」のような形の、痴漢に遭った被害者らが自らの被害状況を入力してマッピングできるシステムを想定しているとのこと。


痴漢被害が多いことが可視化されれば、その路線を使ったり沿線に住もうとする女性が減少する可能性があります。一方で痴漢被害が少なければ、1人暮らしの女性や娘を持つ家族にとっても路線の利用や沿線への居住の大きな動機づけともなり得ます。

痴漢は通勤・通学中に犯行に及ぶケースも多いため、可視化されることで私服警官が張り込んで逮捕に至れる可能性も大きくなりますし、こうした可視化の試み自体が痴漢への抑止力となることは間違いありません。


この1ヶ月後、6月26日の開発が進んでいるとのツイートも13000件を超えてリツイートされるなど、期待値の大きさが伺えます。


現在、作業はボランティアで行うとの方針ですが、情報の継続的なアップデートやメンテナンスに人手や費用が掛かるため、寄付やクラウドファンディングを実施してはどうかとの提案も相次いでいます。

実際に開発されれば各自の自己防衛のみならず、警察や鉄道会社へのアプローチの際にも大きな役割を果たす可能性のあるこのシステム、支援の動きはさらに広がっていきそうです。

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