「新型肺炎のワクチンを2ヶ月で作れない中国は本当にスゴいのか」自称ジャーナリスト・編集者、有本香さんの見識の浅さが極めてヤバい

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インフルエンザなどと比べて長い潜伏期間(およそ10日)の間にも感染力があり、早期発見が困難な上、春節の大移動も相まって混乱が続く新型コロナウイルス

パニックを防ぐためにも誤情報の拡散などに注意を払いたいところですが、Wikipediaや朝日新聞社が権利を持つ書籍からのコピペや無断盗用が話題となった「日本国紀」編集者・有本香さんが驚きの見解を披露しました。詳細は以下から。

これがその発言。中国の新型肺炎対策について患者数の過小申告があったことを問題視し、「こんなこと基本中の基本だから」と厳しく処断。

その上で『「中国のウイルス分析スゴい」と仰せの方々にぜひ教えていただきたいのだが、発生から約2ヶ月経っているのにワクチンもない、というのが本当にスゴいのだろうか』と独自の見解を披露しています。


一般的にワクチンを含む医薬品全般に言えることですが、開発にこぎつけたとしても、いきなり医療機関で使えるようになるわけではありません。動物実験や治験、各国による厳しい審査を経た上で初めて実用化されます。

これは医薬品には副作用があり、実際に多くの命が失われてきたことを受けたもの。このプロセスは中国だろうと主要先進国だろうと基本的に変わらず、「約2ヶ月」がどれだけ無茶な話かは分かりそうなものです。

インフルエンザワクチン製造の流れを解説したデンカ生研公式ページ。家電製品を大量生産するのとは事情が異なることが分かります。


さらに感染を繰り返す中でウイルスが変異するケースや、豚コレラ(新名称「豚熱」)のようにワクチンがあっても感染拡大を食い止められないケースもあるため、「ワクチンができればすべて解決」というわけでもありません。

そのため中国では新型肺炎の治療計画に同じレトロウイルスであるHIVの薬を含めるなど、既存薬からのアプローチも試みられています。

明らかに見識が不足していると言わざるを得ない有本さんの発言。

本当に問題なのは知らなかったことではなく、各界の功労者が集まる「桜を見る会」に招かれるほどの凄腕ジャーナリスト・編集者のはずなのに、少し調べれば分かることを調べないその姿勢です。

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