【追記あり】暴動を扇動したアンティファのアカウントは白人至上主義者のなりすまし、米ツイッター社が暴露

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気に入らない者になりすまして悪事を働き、その相手の評判を下げようとする。どこかで聞いたことのある卑怯者の正体は白人至上主義者だったというオチでした。詳細は以下から。

先日BUZZAP!でもお伝えした、ミネアポリスで白人警官が黒人男性を踏み殺した事件を発端として起こっている抗議行動。黒人差別への怒りは州をまたいで全米に飛び火し、一部が暴徒化して放火や略奪行為が発生したことも報じられています。

そんな中でトランプ大統領がネオナチやファシズム、白人至上主義者、差別主義などに反対する人々を指すアンティファ(Anti-Fascist Action:反ファシズム運動)をテロ組織に指定するつもりだとツイッター上でつぶやきました。


これはトランプ大統領が、暴動の背後でアンティファが暗躍し、無政府主義者らを扇動して数々の暴力行為を引き起こさせていると認識しているため。


ですが、NBCニュースの報道によると、米ツイッター社のスポークスマンが今回の暴動に関して暴力を扇動するツイートを行っていた自称ANTIFAのアカウントがなりすましだったと暴露。

この@ANTIFA_USなるアカウントは最近作られたばかりで、「今夜がその時だ、同志諸君!今夜、我々は『街を凌辱する』のだ。白人居住区に押し入り、我々のものを取り戻すのだ」などとツイート。

米ツイッター社はこのアカウントがなりすましの偽アカウントであるとし、ネオナチの白人至上主義組織であるIdentity Evropaによるものであり、規約違反で凍結させたことを明らかにしました。


米ツイッター社によると、このIdentity Evropaは過去にも同様のなりすましの偽アカウントを用いた扇動を行っており、同社として対処してきた経緯があるとのことです。

敵対する勢力になりすまして酷い発言を振りまき、それを攻撃するというのは人としてかなり卑怯な手段に見えますが、トランプ大統領までもがこれにやすやすと引っかかってしまったという残念な結果が明らかになった形です。

もちろん単に引っかかったわけではなく、これをチャンスにと自身に敵対的な勢力に暴動の責任を押し付けて非難し、支持を集めようとしていたのではないかという見方も出ています。

【6/3 10:00追記】
Nation紙の最新の報道によると、FBIが「アンティファが5月31日の暴動を扇動したことを示す証拠は存在しない」ことを明らかにしました。

これにより、トランプ大統領の「アンティファが暴動の黒幕だからテロ組織に指定する」という発言が完全な勇み足だったことになりました。

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