LGBTを全力でバカにした宮迫×ロコンドの企業PR動画と社長の釈明をごらん下さい

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30年前のネタを現代に復活させたところ、当時声を上げることもできず、自分を隠し周囲に合わせる生活を余儀なくされていた性的少数者の心を見事にえぐって大炎上した「保毛尾田保毛男」のようなネタがまたしても蘇りました。詳細は以下から。

◆ロコンド提供で「保毛尾田保毛男 Mk-II」爆誕
問題となっているのがYouTuberの宮迫博之さんがロコンドとタイアップした「轟さん in バイトはじめちゃいました【コント】協力:田中社長【ロコンドで史上最高のキャンペーンが始まりました】」というPR動画。


目いっぱいカリカチュアライズされた濃い顔、無地の透けたタンクトップ、独特のしゃべり方……と、一般的にあまりいいイメージを持たれないであろう装いの宮迫博之さんがロコンド本社を訪れるという内容です。


「男性が好き」というキャラ設定で、社長から首を言い渡されるというオチ。これで保毛尾田保毛男を思い出すなというほうが難しいです。



◆火に油を注ぐロコンド社長、田中裕輔氏の釈明をごらん下さい
SNSでも不快に感じたゲイは少なからずおり、Buzzap!でたびたび取材協力を依頼しているゲイの読者に聞いても「周囲と違うことに悩み、自分と同じ属性の友達を作る手段も乏しかった90年代を思い出して不快」というコメントだった上記の動画。

そんな声に対し、株式会社ロコンド共同創業者・代表取締役社長兼CEO田中裕輔氏は以下のように釈明。批判者を「LGBTネガキャン大好き軍団」と言い切り、「薄っぺらい正義感を振りかざして自分が気持ち良くなってるだけな気がしてなりません」「間違った価値観」と断言しました。


「同性愛を嘲笑の的にしていない」「LGBTを腫れ物のように扱う事が実は一番の差別」とのこと。悪い意味で世間一般の人と大きく乖離(かいり)しているかのような描写は嘲笑そのものであり、炎上するや否や腫れ物のように扱っているのは田中社長その人です。


身体的特徴を例に挙げて「そういう扮装をしたコントは身体的特徴を揶揄しているわけでなく、制限するのはやりすぎ」と持論を展開する田中社長。彼には宮迫さんの装いや話し方が一般的なゲイの姿に見えているのでしょうか。


しまいには「海外生活でLGBTの友達と遊んだ経験がある自分(別名「I Have Black Friends論法」、詭弁の一種です)」を持ち出して「でも改めてLGBTを特別視するのはやめよう」と訴える事態に。「公平に扱ってもらいたいだけで、特別視など求めていない」という当事者たちの声が聞こえてきそうです。


LGBTの友達がいたことを免罪符に批判者を「LGBTネガキャン大好き軍団」「薄っぺらい正義感を振りかざして自分が気持ち良くなってるだけ」「間違った価値観」などとこき下ろし、独自の見解を披露したロコンド田中社長。

実は炎上マーケティングなのでは……と不安になるほど火に油を注いでいますが、よくよく考えれば「自然の摂理に反する」などと述べ、同性婚に強固に反対しているデヴィ夫人をCMキャラクターに据える同社らしい釈明かもしれません。

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