「AI婚活」政府が後押しへ、「条件合わずとも相性の良い相手」が選べて少子化解消?

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充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」と言われますが、はたしてこんな魔法のような婚活が可能なのでしょうか。詳細は以下から。

政府が2021年度からAIを活用した自治体の婚活支援事業を後押しすることを読売新聞が報じています。

年齢や年収などの希望条件に合わない場合でも、相性の良い見合い相手をAIで選んで結婚するカップルを増やし、少子化を食い止める狙いがあります。内閣府は2021年度予算の概算要求に20億円を計上し、AIシステムを導入・運用する自治体に対して経費の2/3を補助する考え。


結婚を希望する男女を仲介する婚活支援の「マッチングサービス」は現時点で約25の県が実施していますが、内容は主に年齢や学歴、年収などの希望条件をベースに該当する相手を紹介するというもの。

AIを活用した婚活システムでは、こうした希望条件外であっても趣味や価値観などへの回答やシステム内の検索傾向などから「自分に好意を抱く可能性のある人」を割り出して提案することが可能としています。

結婚は恋愛と違って同じ世帯として生活を共にし、出産や育児、親の介護を含めて極めて現実的な出来事に共に対処していく家庭を作るという行為。若い世代が経済的に困難な状況に置かれる中、希望条件を外してまで結婚してもよいと思える相手に出会えるかにはかなりの運が必要となりそうです。


なお読売新聞の記事では、2018年度に約1500万円でAIシステムを整備した埼玉県で19年度に成婚した38組のうち、過半数の21組がAI提案のカップルだったと報じています。

2000年に約80万件だった婚姻数が2019年に約60万件にまで落ち込んでいることを考えると、結婚や出産の数が問題となってくる少子化対策としては限定的なものになりそうです。

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