技能実習制度「違反企業マップ」が誕生、当事者・第三者からのリークも受付



海外からは強制労働、人身売買との批判も根強い日本の「外国人技能実習制度」。これまでも多くの違反や犯罪が報告されてきましたが、そうした事例を網羅しようとするサイトが登場しました。

あくまでファクトベースで違反事例を紹介するほか、違反や犯罪のリークも受け付けています。

3月31日に公開された「外国人技能実習制度 違反企業マップ」は、外国人技能実習制度の中でパワハラ、セクハラ、不当な低賃金・労働時間、労災隠しなどの違反を行った事業者を公開するサイト。


違反した事業者名と所在地を、行政処分の内容などを根拠としてGoogleマップ上に掲示する仕組みになっています。



マップ上では違反事例などから企業を検索することも可能です。


サイトでは実習生関連の問題が「外国人技能実習の制度設計そのもの」と「事業者の倫理観の欠如」に起因するものが多いとし、事業者側の意識が見直されない限り問題は解決しないと指摘。

マップへはログインなしで企業の追加が可能で、その際に違反の根拠となる資料の入力が求められます。誤った情報への確認も常時行い、デマの流布を防ぐとのこと。


また、お問い合わせフォームから当事者・第三者問わず独自のリーク情報も募集。直接の掲載とは違うため、身近で気になる事例があれば連絡してみてもよいかもしれません。


また、技能実習生らが参照、連絡できるように英語、中国語、ベトナム語など8ヶ国語に対応しています。

Buzzap!でもこれまで度々指摘してきたように、外国人を低賃金の労働力として使い潰す極めて非人間的な違反や犯罪がたびたび起こってきた実習制度。

このマップなども本来は公的な監視作業かと思われますが、現状打破の突破口のひとつになるでしょうか。

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