【追記あり】同性カップルの住所氏名をブログで晒し上げた自民・小林貴虎三重県議の過去の発言をご覧ください

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毎日新聞などが自民党県議団所属、小林貴虎三重県議による同性カップルの住所氏名をブログを晒した問題を報じています。

政治家が一般市民の個人情報を晒し上げるというにわかには信じがたい行動ですが、この県議の過去の発言を見ると興味深い事実が浮き彫りになります。詳細は以下から。

◆自民党県議が同性カップルを「アウティング」
まず事の発端は、自民党三重県連青年局長を務める小林貴虎県議会議員の同性婚に関連するツイート。以下がそのひとつです。


これらの発言に対して県内在住の男性カップルが公開質問状を送付したところ、小林県議が自らのブログで質問状の封筒に書かれたカップルの住所と氏名を公開(個人情報が晒されているためリンクは貼りません)。

男性カップルが情報の削除を求めたものの、小林県議は「私に削除を求めるというのなら、あの公開質問状も取り消して下さい。そうしたら全て消します」と拒絶しました。

この件につき、4月4日夜に毎日新聞などが「同性カップルの住所を三重県議がブログで公開 質問状に反論」という記事を掲載しているのが現状です。

政治家が自らに質問状を送った同性カップルの住所、氏名を公開することは、性的指向などを他人が勝手に暴露する「アウティング」に当たります。

小林県議は毎日新聞に対して「本来議論されるべき、且つ質問状の中心課題であるはずの「同性婚」に関して取り扱われていない」ことを残念だとしていますが、記事は政治家の一般人へのアウティングを問題としているため、特に不思議はありません。


なお三重県では今年3月23日に都道府県初の「アウティング」禁止条例が全会一致で成立し、4月1日から施行される予定でした。

小林県議は3月30日にアウティングを行っており、ネット上では条例施行前の「駆け込みアウティング」だったのではないかとの指摘も出ています。

◆小林県議の過去発言を調べてみました
そんな小林県議の過去の発言を調べてみると、興味深い事実が浮き彫りになります。見ていきましょう。

・韓国へのヘイトスピーチ
まず、2019年8月16日に小林県議はツイッターで「ヘイトニダー」と発言。この発言の文脈については、これまでの日本の嫌韓事情を見れば敢えて説明の必要もありません。


これに三重県議会の中嶋年規議長は「一部の国や民族、特定の国籍の外国人らを排斥する不当な差別的言動は決して許されるものではない」との声明を、正副議長名で発表。

小林県議の所属する自民党県議団の中森博文団長も「厳しく対応したい」との姿勢を示し、小林県議は「軽率だった」と認めて投稿を削除しています。

・バイデン政権は「チャイナの工作」で誕生?
昨年の米大統領選に関しても陰謀論を投稿。バイデン政権は「チャイナの工作の結果出来上がった新政権」だそうです。



中國への危機感は強いようで、櫻井よしこの記事を引用して政府に台湾のTPP加盟を求めています。


・韓国発カルト「統一教会」との関係
さて、小林県議が強固に同性婚に反対する理由として興味深いのは、小林県議の当選前の2010年8月30日のブログ記事(現在削除済み・魚拓)のとある記述。


津市の市民清掃デーに「多文化共生清掃活動」を行うというビラで、連絡先の小林氏の名前の下に「Universal Peace Federation」の文字が見られます。

この組織は公式サイトによると「国連経済社会理事会の総合協議資格(カテゴリー1)を有する国際NGO団体」で、「2005年9月、文鮮明・韓鶴子総裁夫妻によって、米ニューヨークで創設」された組織。


文鮮明は韓国発カルト「統一教会」の教祖であり、この団体が統一教会の国連NGOとして仮の姿であることが分かります。

上記ブログの翌日のポスト魚拓)のコメント欄のやり取りで小林氏は「私は個人的な信仰を持っています」と明言しています。


Universal Peace Federationの英語サイトの「Day of Peace in Tokyo, Japan」という2010年の記事では、小林氏の上記清掃活動が報告されたことが記述されています。


また同サイト「Day of Families Observed in Tokyo」とする2011年の記事には小林氏の写真が掲載され、Universal Peace Federation Japanで5年間働いたのちに議員に当選したことが記されています。



これは小林議員公式サイトのプロフィールにある「NGOにて5年間ボランティア活動を行う」という記述とも一致します。


当然、日本国憲法第20条が「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する」と明示しているように、この信仰自体は何ひとつ問題ありません。

◆統一教会とLGBT問題、アメリカや日本との関係は?
統一教会は2015年に渋谷区で日本初の同性パートナー制度の条例案が提出された際に関連団体「pure love alliance」を通じて荒唐無稽な「反同性婚」のチラシをポスティングしていました。


そこでは「若者が多く集まる渋谷区の路上や職場で、男性同士、女性同士が公然と抱き合ったり、キスをしたりする姿が日常の光景となり、やがてエイズが蔓延してしまうことを、誰も歓迎しておりません」などとした上で、「条例案は、日本の伝統と文化に対する挑戦状」とまで断言しています。

また「憲法違反の可能性があり、日本の婚姻制度の根幹を揺るがす危険性があります!」とした同条例への反対署名も募るなど、これまで同性パートナー制度に対して強固に反対し続けてきました。


興味深いところでは、統一教会はトランプ前大統領の「スピリチュアルアドバイザー」とも深い関係を持っており、同教団主催の巨大イベント「ワールドサミット2020」では当のトランプ夫妻からも祝賀メッセージが送られていました。


さらに統一教会は1970年代から自民党と「国際勝共連合」を通じて現在に至る極めて深い関係をもっており、安倍前首相の祖父、岸信介元首相も国際勝共連合の設立に深く関わりました。

そんな中で安倍前首相も勝共連合発行の「世界思想 2013年9月号」で表紙を飾っています。


繰り返しになりますが、信仰を持つことも同性婚に反対することも憲法に保障された自由です。ただし政治家が市民の住所や氏名をブログで晒し上げることが、これらの自由とは全く別の問題であることは言うまでもありません。

【4/5 15:40追記】
小林議員がブログに晒した住所氏名を削除したため追記。理由は「議会事務局及び正副議長宛に電話が入っている旨を伺い、周辺の方にご迷惑をかけている為」としています。



【4/5 21:00追記】

小林議員が2016年からの3年間、日本会議三重・津支部の初代支部長だったことが判明したため追記。この時期の投稿には「支部長として」の投稿が散見され、小林議員が投稿している可能性が濃厚です。

去る5月14日に行われた、日本会議三重・津支部の初総会にて、役員が選出されました。

3年間この体制で運営を行っていきますので、ご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。

以下

支部長:小林貴虎
事務局長:山下淳美
会計:畔原直彦
書記:新出満
会計監査:村田善之
会計監査:久保裕司
役員:松谷祐子、森田哲、田中穣、溝添仁司

日本会議三重・津支部さんの投稿 2016年5月15日日曜日


総会の写真には本人の姿が。

昨日、総会が行われました。
参院選第二選挙区支部長 山本さち子さんを囲んで記念撮影。
何としてもさち子さんを国政へ送り出し、誇りある国づくりの礎たる憲法改正を実現しましょう!
我々もしっかり応援させて頂きます。

日本会議三重・津支部さんの投稿 2016年5月14日土曜日


こちらの写真からも本人の姿が確認できます。

定例の役員会です。
2/19の
Behind the cove
上映会の案内を配布する作業を行いました。

会議前の参拝は今回は比佐豆知神社さんにお伺いしました。

そして外は吹雪いてます。^ ^

日本会議三重・津支部さんの投稿 2017年1月13日金曜日

津支部では毎月土曜日に昼食を取りながら役員会を開いております。
今月から神社にお参りに行ってから、会議を行うことにしました。
最初にお伺いしたのは三重県護国神社です。

2月19日に津支部で主催する
反捕鯨映画the...

日本会議三重・津支部さんの投稿 2016年12月28日水曜日


津支部初総会前の5月3日の「憲法フォーラムin三重」での小林議員。リプライ欄には個人アカウントからの投稿も見られます。

憲法フォーラムin三重

日本会議三重・津支部さんの投稿 2016年5月3日火曜日

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