ペリスコープカメラ搭載やUSB Type-Cの採用など、性能の更なる刷新が図られそうなiPhone 15シリーズ。
しかし同時にモデルごとの差別化も進み、「フラッグシップ性能のないPro」も誕生しそうです。詳細は以下から。
確度の高い情報で知られるアナリストのMing-Chi Kuo氏の投稿によると、「iPhone 15 Pro」には8Pカメラが搭載されない見通しであるそうです。
8Pカメラとはすなわちプラスチックレンズ8枚で構成されたもので、「iPhone 14 Pro」では7枚構成の4800万画素カメラを採用しています。
基本的に、カメラの広角レンズには収差という歪みが発生するため、性能が上がるほど収差を減らすためにレンズの枚数を増やし、複数のレンズ構成をとる必要があります。
ただこの構成が変わらないとなると、iPhone 15 ProのカメラはiPhone 14 Proから性能の刷新が行われないことに。
一方、「iPhone 15 Ultra」にはペリスコープレンズを用いた望遠カメラや8K動画撮影機能、大容量バッテリーなども搭載される見通し。
価格を求めるならiPhone 15、性能を求めるならiPhone 15 Ultraという差別化はわかるものの、画面やカメラ性能で劣っており安くもないという残念な立ち位置にiPhone 15 Proが置かれることも懸念されます。
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