「マッド・マックス」の世界でリアルにヒャッハーできる砂漠の野外フェス「Wasteland Weekend」がすごい

現実にマッド・マックスの世界に飛び込めるフェスが開催されています。詳細は以下から。


人類の文明が崩壊し、水と武器と石油とV8エンジンを力で制するものが支配権を握る弱肉強食の世界。去年公開された「マッド・マックス 怒りのデス・ロード」でそんな世紀末的な世界に惹き付けられた人も少なくないのではないでしょうか。

アメリカ合衆国カリフォルニア州では、そんな世界観を4日間に渡って味わい尽くしてしまおうという野外フェスが開催されています。その名も「Wasteland Weekend」。2010年から始まって毎年3000人程度が参加しています。会場は乾いて荒れ果てたモハーヴェ砂漠。映画ファンには「バグダッド・カフェ」の舞台であると言えば雰囲気の想像が付くでしょうか?

アメリカ合衆国の砂漠でのフェスといえばバーニング・マンが最初に思い浮かびますが、こちらは完全にマッド・マックス的な世界観に特化しています。ドレスコードが「世紀末的な服装」であり、インターセプターやギガ・ホース、ドゥーフ・ワゴンのようなガチガチに世紀末な改造車が会場に押し寄せます。



4日間に渡りライヴやDJによる音楽があるのはもちろん、ダンスやサーカス、ジャグリングやドラァグ・クイーンなどのショー、ドーム内でのバトルイベント、自慢の改造車によるクルーズなど、全てのアトラクションがマッド・マックス的な世界観に彩られています。

参加者の中にはフュリオサやウォーボーイズといったマッド・マックスのコスプレをしている人もいますし、オリジナルで世紀末的な世界観を表現している人も多数。実に楽しそうです。

などと説明するよりも百聞は一見にしかず。こちらが主催者のGreat Big Storyによる紹介動画です。

Wasteland Weekend Is the Real Life ‘Mad Max’ – YouTube

こちらは参加者による15分のハイライト版。作り込みの精度がハンパなさ過ぎて、どこからどう見てもマッド・マックスの世界です。

Wasteland Weekend 2016 Highlights Reel – YouTube

日本からでは改造車は準備するのが難しそうですが、全力の世紀末コスプレで突撃してみてはいかがでしょうか?来年も9月頃の開催が見込まれています。

Wasteland Weekend

Wasteland Weekend, A Four-Day Post-Apocalyptic ‘Mad Max’ Party in California’s Mojave Desert

ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2015-10-21)
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