「AIBO 2」をソニーが発売か、ティザー動画が公開

あのAIBOの後継機となる犬型が発売されることになりそうです。詳細は以下から。


日本では1999年という象徴的な年に25万円という高額で発売されながらわずか20分で3,000台が売り切り、この世界にロボットペットという概念をもたらしたソニーの画期的な犬型ロボットAIBO

しかし2014年3月末でソニーによる修理対応が打ち切られ、ロボットであってもサポート終了と共に死が訪れるという現実を私たちに突きつけ、2015年1月には飼い主らによるAIBOの合同葬儀も執り行われています。

そうしてAIBOは歴史の中に消えてゆくかと思われましたが、ソニーがこのたびAIBOの後継機と思われる犬型ロボットを発売することが明らかになりました。

ソニーは10月24日に「New story with…」という動画を公開。動画は小動物を思わせる低い一人称視点からの16秒のもの。明るい室内を見回し、最後は女性がかがみ込んで画面に笑いかけ、「11.1」という日付が表示されます。
New story with… – YouTube

動画では犬型ロボットの姿は全く映りませんが、10月8日には日経新聞が

ソニーが2018年春にもイヌ型の家庭用ロボットを発売する。「AIBO」の開発を終了して以来、バラバラになった研究者を集めており、ロボット事業への再参入は12年ぶりとなる。

ソニー、家庭用ロボ来春に AIBOの系譜で挑戦再び:日本経済新聞より引用)

という記事を掲載していることもあり、ネット上では「AIBO 2」への期待が高まっています。

もちろん11月1日に発表されるのが犬型ロボットとは限りません。猫型ロボットやウォンバット型ロボットであってもおかしくはありませんし、複数のタイプのロボットペットが発表される可能性もあります。

20世紀末から18年、ソニーがどのように歩み、何を目指してきたのかが大きく問われることになりそうです。

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