容量60TB(60000GB)のHDD開発も、Seagateが新たな記録技術を採用
HDDメーカー大手のSeagateが新技術を採用することで、60TBという圧倒的な記録容量も視野に入った夢のようなHDDを開発することが明らかになりました。
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Seagateのプレスリリースによると、HDDは「プラッタ」と呼ばれる磁性体を塗布した金属製のディスクにデータを記録しており、記録容量を増やすためには記録密度を向上させる必要がありますが、2006年に導入された記録方式「垂直磁気記録方式(PMR)」で、現在実現できている最大容量は「1平方インチあたり620ギガビット(77.5GB)」であるそうです。
垂直磁気記録方式が実現できる記録容量の限界値は「1平方インチあたり1テラビット(125GB)」ほどとされており、今後数年間で垂直磁気記録方式を用いたHDDの容量増加は頭打ちになるとのこと。
しかし、同社は新たに「熱アシスト磁気記録方式(HAMR)」という次世代記録技術を採用することで、現行の垂直磁気記録方式を55%上回る、1平方インチあたり1テラビットの記録密度を達成。これにより6TBモデルの3.5インチHDD、2TBモデルの2.5インチHDDが実現できるとしています。
なお、熱アシスト磁気記録方式は今後の技術革新でさらに記録密度が向上するとみられ、Seagateは今後10年間で3.5インチHDDは30~60TB、2.5インチHDDは10~20TBに容量が向上する可能性があると述べています。
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