衝撃の200円カレーのお味は?原価率研究所でその満足度を確かめてみた

わずか200円でお腹がいっぱいになる、かなり有り得ない価格設定のカレーを食べてきました。詳細は以下から。


・チェーン拡大中、圧倒的なインパクトの200円カレー
今回訪れたのは東京都足立区にある原価率研究所 竹ノ塚店。「カレーライスの原価を研究する」という名目のもと、わずか200円でカレーを販売しているお店です。

ひときわ目を引く「¥200カレー」の文字。営業時間は11:00~20:00で、あくまで昼食・夕食の時間帯のみの営業にとどめている印象です。

メニューはカレーライス(200円)とチーズカレー(300円)の2種類のみで、ルーだけを持ち帰れる鍋カレー(150円)も。

なお、飲み物の提供はないため、飲み物については持ち込むあるいは店の内外にある少し安めの自動販売機で調達する必要があります。

店内はこんな感じ。至ってシンプルなつくりで、イートインもあります。

今すぐ使える回数券も販売中。ただでさえ1杯200円と安いにもかかわらず、1000円券で6杯食べられる(1杯あたり約166円)ため、とんでもないお得っぷりです。

なんとネット投稿で回数券を1枚プレゼントするキャンペーンも。まさかの0円カレーです……

新潟県発祥の原価率研究所。店舗一覧には9店舗とありますが、7月には10店舗目となる梅屋敷店がオープンしたほか、小平や鴨居など、首都圏の店舗も拡大予定。

200円カレーのインパクトはものすごく、テレビや新聞、ラジオ、ウェブメディアなどが相次いで取り上げています。

それではさっそくカレーライスを注文。使い捨てのお皿にライスとカレー、福神漬けがのった、いたってオーソドックスなカレーが出てきました。

大きさはこれくらい。なかなかのボリュームで、ルーが足りなくなることもなく、ご飯も十分に盛られているため、成人男性でも1杯で十分お腹にたまります。

スプーンですくってみたところ。ややドロリとしたルーで、味は特段おいしいわけでもなく、いたって普通のカレーといったところ。そこまで辛くもないため、老若男女誰でも食べられます。

ごろっとしたチキンが数個入っています。

チーズカレーはこんな感じ。チーズのソースをかけたものであるため、人によって好みが分かれるかもしれません。

・とにかくリーズナブルなカレー、オススメは「持ち帰って一品足す」
昼食~夕食時のみにしぼった営業時間、使い捨て食器の採用、飲み物を無くすなど、とにかく割り切ることで実現した感の強い200円カレー。しかし当のカレー自体は決して妥協しない、価格以上の価値が十分にある内容でした。

店内で食べてしまうのも手ではありますが、テイクアウトして家に帰る途中のスーパーでトンカツなどを買い足してトッピングすれば、ワンコイン(500円)以内でかなり高い満足度になると思われます。

最近の「トッピングするとすぐに1000円を超えてしまうチェーン店のカレー」とひと味違う、割り切ったからこそできる原価率研究所のカレー。まだまだ食べられるところは少ないものの、もし近くに立ち寄ることがあれば、一度訪れてみることをオススメします。

「なぜ200円で販売するのか」などの解説や店舗一覧がある公式ページは以下。

200円カレー|原価率研究所

ハインツ日本 (2014-09-08)

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