裸眼なのに3Dに見える、シャープが本気を出した「フルスペック8Kテレビ」

従来のフルハイビジョンテレビを大きく上回る4K(3840×2160)テレビが家電量販店の店頭に並び、普及価格帯へ近づく中、シャープが8K(7680×4320)という、圧倒的な超高解像度を実現した「フルスペック8Kテレビ」をCEATEC JAPAN 2014に出展しました。

その精細さは驚かされるほどで、なんと裸眼なのに立体感すら感じてしまいます。詳細は以下から。


まずはテレビ放送の動向。東京オリンピックが開催される2020年まで、地上デジタル放送は2K(現状のハイビジョン)放送ですが、BSデジタル放送では2016年ごろから4K(最大3チャンネル)または8K(1チャンネル)の試験放送を開始し、2018年には実用放送にこぎつける方針です。

8K試験放送に用いられる圧縮方式はHEVC/H.265に準拠

4K・8Kの技術比較。高解像度なだけでなくより滑らかになるほか、色調もさらに豊かに。音声に至っては前後左右・上下から聞こえる最大22.2chを採用します。

これがシャープが公開したフルスペック8Kテレビ。85V型で8K・120Hz駆動。スピーカーはフルレンジ丸型のものが64個+サブウーハー2個、実用最大音声出力1000Wのバケモノじみたモデルです。

その実力は以下の動画を見ると分かるかもしれません。

シャープのフルスペック8K液晶テレビ in CEATEC JAPAN 2014 – YouTube

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