ムンクの「叫び」をピンク・フロイドの楽曲とコラボさせたアニメーション動画が絶妙!
あの「叫び」がアニメーション動画になってしまいました。しかも音楽はピンクフロイドの楽曲です。
美術や絵画に興味がなくとも必ずどこかで見たことのあるムンクの代表作「叫び」。数々のパロディやオマージュの源泉ともなっている極めてインパクトの強い絵画です。
この「叫び」をSafe FrameのSebastian Cosorさんがアニメーション化してしまいました。音楽に採用されているのがピンク・フロイドの伝説的名盤「狂気(The Dark Side Of The Moon)」に収録されている「虚空のスキャット(The Great Gig In The Sky)」。
この曲のヴォーカルを務めたクレア・トリーはピンク・フロイドから「歌だけで人の誕生から死までを歌いあげてくれ」と言われたともされており、この「叫び」のアニメーションのBGMに留まらず、重要な構成要素となっています。
The Scream – ShortAnimation Movie from Safeframe on Vimeo.
ムンクは「叫び」について以下のような文章を残しています。
私は2人の友人と道を歩いていた。太陽は沈みかけており、空は突然血のような赤に染まった。私は疲れ果てて立ち止まり、欄干にもたれかかった。血と炎の舌が青黒いフィヨルドと都市の上空にあった。友人たちは歩き続け、私はそこに立ち尽くして不安におののいた。そして私は自然を通して流れ込む果てしない叫びを感じたのだ。
【おまけ】
この動画には謎のサンタハットを被ったウィンターバージョンも作成されています。
The Scream – ShortAnimation Movie (winter version) from Safeframe on Vimeo.
A Fantastic Animated Version of Edvard Munch’s Painting ‘The Scream’ Set to a Pink Floyd Soundtrack
・関連記事
やっぱりすごい!世界的な絵画の巨匠14人が最初に描いた作品 | BUZZAP!(バザップ!)
地獄的な非現実感に侵食されるAlfred Kubinの「怖い絵」 | BUZZAP!(バザップ!)
巨大ロボット×20世紀前半の東欧世界を描いたサイバーパンク絵画の世界観がヤバい | BUZZAP!(バザップ!)
天才と呼ぶしかない、11歳のDusan少年が描く息を呑むほど緻密で生命力に溢れる動物の絵画 | BUZZAP!(バザップ!)
この記事をSNSでシェア
カルチャー に関する人気記事
カルチャー の最新記事
- 男性同士の切ない話を宇多田ヒカルの曲にフィーチャーさせた珠玉のアンソロジー「#テイク11」に心揺さぶられました
10月20日 16:00 - 寺山修司没後40年記念展「田園に死す」開催へ、花輪和一や松田洋子など総勢22名のトリビュート企画
08月24日 17:00 - 【朗報】寺山修司「田園に死す」「書を捨てよ町へ出よう」廉価版Blu-ray、2000円台前半に値下がり
08月23日 18:45 - 【訃報】京セラやKDDIの生みの親、稲盛和夫京セラ名誉会長が死去
08月30日 15:37 - 「LIVE A LIVE(ライブ・ア・ライブ)」リメイク版がニンテンドースイッチで発売決定、スーファミ伝説のRPGが待望の復活
02月10日 08:35