【動画あり】初代XperiaからXperia 1 VIまで、15年目を迎えた「Xperia」を一挙に振り返ってみた

今年で15年目を迎えるソニーのスマホ、Xperiaシリーズ。

Xperia 1 VIの体験会でその歴史が振り返られていたので、ざっくりまとめてみました。詳細は以下から。


※動画でサクッと歴史を振り返りたい人は、こちらがおすすめです。

◆いろいろな形を模索していた初期Xperia、ゲーム機と合体させた「Xperia Play」も
まずはXperia黎明期。2010年に生まれた初代を皮切りに、2011年には超小型の「Xperia ray」やゲーム機を意識した「Xperia Play」、そして後のヒット作につながる「Xperia arc」などが続々リリースされました。




本格的にヒットしたのは2012年発売の「Xperia arco HD」。当時の日本人ユーザーが求めていた三種の神器「赤外線通信、ワンセグ、おサイフケータイ」などを盛り込んだ高性能モデルで、初代PSソフトを遊ぶこともできました。

キャリアごとに「SX」「GX」「AX」「VL」などが展開されていたのも懐かしい思い出です。




◆Zの鼓動、Xperia全盛期はここから始まった
2013年に満を持して登場したのが「Xperia Z」シリーズ。パープルが鮮やかな同シリーズは、間違いなく新しさを感じさせるものでした。

iPhoneに対抗すべく「ドコモのツートップ」として推されたXperia A。電電ファミリーの富士通やNEC、パナソニックを優遇してきたドコモだけに、ありえないほどの厚遇でした。

初音ミクコラボが時代を感じさせます。

初のタブレット「Xperia Tablet Z」が発売されたのもこの年です。

au田中社長肝いりで発売された「Xperia Z Ultra」。ソリッドなデザインにきれいなカメラ、そして当時としては珍しかった大画面に心奪われたユーザーが後継機探しに難航してしまい『ズルトラ難民』という単語すら生まれたほどの名機です。




「Xperia Z3」は間違いなく稀代の名機でした。


◆Snapdragonの発熱問題がXperiaを直撃
しかし発熱問題が取りざたされたSnapdragon 810搭載の「Xperia Z4、Z5(2015年発売)」については、語る言葉を持ちません。



Snapdragon 820まで発熱問題を引き起こした結果、軒並み悪影響を受けてしまったXperia X PerformanceやXperia XZ。ソニーが悪いわけではないだけに、理不尽な感は否めませんでした。


◆「4K」を打ち出したプレミアムスマホが登場
そんな中、エポックメイキングに感じたのが「Xperia XZ Premium(2017年発売)」の存在。4KディスプレイにSnapdragon 835、鏡面仕上げの背面、さらに美麗すぎるRossoの追加投入など、すべてが非常にまばゆく感じた1台です。



その翌年、突然起きたのがラウンドフォルムの採用。筆者は持ちやすくて好きでしたが「机に置きづらい」という声もあり、すぐにデザインは変更されてしまいました。もしその前例をちゃんと踏まえていれば「BALMUDA Phone」はあんなことにならなかったかもしれません。



◆Xperia 1シリーズ、登場
そして2019年に颯爽と登場したのがXperia 1シリーズ。デザインを統一して「ソニーならでは」のギミックを積極的に盛り込む新境地を開拓しました。画面分割が積極的に利用される未来を想定して縦長のアスペクト比を採用したチャレンジ自体も、決して悪いことではありません。
























4Kディスプレイや「縦長」を廃止し、ユーザーに歩み寄ったXperia 1 VI。可変式の光学マルチズームやポータブルアンプ不要の超高音質を実現するなど良い意味で非常に尖った内容となっただけに、ファンからどのような評価を受けるのかが気になるところです。

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