「POCO F6」5万円台で登場、ハイエンド級の処理能力や多彩なジェスチャー操作対応の大画面有機EL、最新の冷却機構に35分でフル充電など価格破壊すぎるマルチキャリアスマホに

格安なのに高性能なスマホを数多く手がけるXiaomiの新機種が発表されました。詳細は以下から。


「POCO F6」のプロセッサは「Snapdragon 8s Gen 3」。前機種比で27%の処理能力、40%のGPU性能向上を実現したそうです

メモリとストレージは最大12GB/512GBで、高速なLPDDR5XおよびUFS 4.0規格が用いられています。

定番のベンチマークソフトAnTuTuでのスコアは1530662。Snapdragon 8 Gen 2を搭載する「POCO F6 Pro(スコア1642770)」とも大きくは変わらない処理能力を実現しています。

さらにXiaomi謹製の「HyperOS」による最適化と合わさることで、さらなる省電力化を果たしているとのことです。

また、特筆すべきが最新の冷却機構「LiquidCool Technology 4.0」による「IceLoop System」。

一般的なベイパーチャンバーによる放熱機構を備えた機種に比べ、大幅に発熱を抑えられていることがわかります。

8つの温度センサーによる監視システムも備えるほか、本体自体も放熱効率がいいグラファイトを採用することで前機種比13%増しの熱伝導率を実現しています。

大人数で戦うため高い処理能力が要求される人気FPSゲーム「PUBG MOBILE」でも実力を発揮。

最新の120FPSモードにも対応しているそうです。

カラーは3色。1つはClassic Black。

2つめはTitanium Glow。

3つめはEverland Green。どれも美しい色合いです。

薄さは7.8mmで、重量は179g。

IP64相当の防水/防じん性能も備えています。

画面には120Hz表示に対応する、明るく見やすい6.67インチ1.5K(2712×1220)Pro HDR有機ELディスプレイを搭載。

ピーク輝度は2400nitで、680億色の表現力もPOCO F6 Proと同等。「Gorilla Glass Victus」採用で傷にも強くなっています。

背面カメラはソニーの5000万画素センサー「IMX882」と800万画素超広角「IMX355」との2眼構成。

前機種より豊かなコントラストと鮮明なディテール、より豊かな色のグラデーションを実現しました。

便利そうなのがジェスチャーを使った操作。画面から少し離れた位置で手を動かすことで、触れずともダブルタップやスワイプといった動作を行えます。

1000回充電を行っても劣化は10%にとどまるという5000mAhバッテリーは、90Wの超急速充電により35分でフルチャージできるようです。

発表された価格は以下の通り。

8GB RAM/256GB ROM→379ドル
12GB RAM/512GB ROM→429ドル

日本の携帯各社のプラチナバンドや5Gももれなくサポートしています。

・POCO F6
ディスプレイ:6.67インチ1.5K(2712×1220)Pro HDR有機EL、最大120Hz表示
プロセッサ:Snapdragon 8s Gen 3
RAM/ROM:8GB/256GB、12GB/512GB
背面カメラ:5000万画素広角(Sony IMX882、F値1.59)、800万画素超広角(Sony IMX355)
フロントカメラ:2000万画素(1/4インチ、F値2.2)
バッテリー:5000mAh、90W超急速充電対応
通信:Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、デュアルSIM
サイズ:74.4×160.5×7.81mm
重量:179g
その他:画面内指紋センサー、AI顔認証

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