阪急うめだのミラーボーラーによるクリスマスイルミネーション「バース オブ ハピネス」を見てきました

神戸ルミナリエから大阪城の3Dマッピングなど、今月に入ってから関西では光のイルミネーションがあちこちで開催されています。今回は、フジロック・フェスティバルを始めとする野外フェス、イルミナイト万博 Xmasなどでも作品を展開するミラーボーラーが阪急うめだにて巨大イルミネーションを展示していたので訪問してきました。これは必見です。


日本最大のダンジョンとも呼ばれる大阪、梅田駅の地下街を歩いて辿り着くのが阪急うめだ本店。ここの9階の催事場に今回訪れるクリスマスイルミネーションのミラーボールツリー「バース オブ ハピネス」が設置されています。

うめだ阪急のクリスマス2013 – 阪急百貨店

ミラーボーラーは数百ものミラーボールを組み合わせて「宇宙と和式美」をテーマに、光と反射の空間を作り出すアート集団。

2003年からフジロック・フェスティバルに作品を展示しており、その後もライジングサン・ロックフェスティバルや大阪の万博公園での万博イルミナイトXmas、奈良県での十五夜の宴などのフェスやイベントで幅広く活動する他、きゃりーぱみゅぱみゅのステージの装飾の担当なども行っています。

ミラーボーラー作品集 – NAVER まとめ

こちらが9階催事場のエスカレーターからの眺め、「バース オブ ハピネス」が遠くからでも非常に目立ちます。

近づいてみるとさらに大きさが際立ちます。周囲に立っている人と較べてみてください。

天井の大きなミラーボールが催事場いっぱいに光の粒を投げかけています。

そしてこの重ねられた球体の作り込みが半端ではなく非常に美しいです。クリスマスカラーが散りばめられ、内側からの光で輝いています。


こちらは階段上の座席スペースから見た全景。会社帰りのサラリーマンから家族連れ、カップルまで訪れている人はとにかく多彩。ぼっちでも気後れするような作りではありません。近くのカフェでコーヒーを買って飲みながらゆっくりする人が多かったのも印象的。梅田のど真ん中で日常から離れてほっこりできるのは嬉しいものです。

このイルミネーション、毎時ちょうどから4分間程度のスペシャルイルミネーションショーが行われ、ミラーボーラーの作品と光と反射のイリュージョンに変わります。音楽はダンスミュージックアーティストのOCOTが担当。一瞬野外フェスで遊んでいるような気分になれてしまいます。

阪急うめだのミラーボーラーによるクリスマスイルミネーション「バース オブ ハピネス」を見てきました – YouTube

この展示は12月25日まで。無料な上に凍えることなくゆっくり座れるので、梅田に行く予定がある人はここでほっと一息つきながらクリスマスに思いを馳せてみるのも良いかもしれません。

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