Xperia Z2に発熱で4K動画撮影できない不具合、Xperia ZL2は大丈夫なのか試してみた
ソニーモバイルから2014年夏モデルとして発売された「Xperia Z2」「Xperia ZL2」。それぞれNTTドコモとau向けに供給されていますが、Xperia Z2ユーザーから「4K動画撮影中に本体が過熱してしまい、カメラが強制終了してしまう」という報告が上がっています。
そこでほぼ同じスペックで、事実上の兄弟機にあたるXperia ZL2が手元にあったため、さっそく大丈夫なのかを確認してみました。
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「Xperia ZL2」本体。Xperia Z2同様、フルHDの4倍の解像度を持つ「4K(3840×2160、30fps)」動画の撮影に対応しています。
4K動画撮影時にも電子式手ブレ補正を利用可能。ホワイトバランス調整や補助ライトも使えます。
実際に撮影している様子はこんな感じ。
Xperia ZL2の4K動画撮影の様子 – YouTube
7分経過。「片手で横持ちのスマホを構えながら、もう片手でカメラを構える」というポーズが思いのほか辛く、腕がプルプルしてきます。
8分経過。Xperia ZL2は何食わぬ顔で4K動画を撮り続けています。
待つこと10分。発熱でカメラが強制終了されるどころか、不安定になる気配もないため、諦めてここで撮影を終了することに。
実際に撮影した4K動画はこんな感じ。自分のパソコンやスマホで再生できるのかを試してみるのも良さそうです。
熱でカメラは落ちるのか、Xperia ZL2でひたすら4K動画を撮り続けてみた – YouTube
動画撮影直後の本体を持ってみたところ。ゲームなどの重い処理をさせた時のように、全体的に温かいものの、「熱くて持ちたくない」といったようなことはありませんでした。バックグラウンドで大量のアプリを同時に起動するようなことがあれば発熱はもっと顕著だったかもしれませんが、それはどのスマホでも避けられないことです。
ちなみに10分撮影した際に出来上がる4K動画ファイルのサイズは3.88GB。おそらくXperia ZL2ではカメラアプリが熱で強制終了するよりも先に、本体ストレージの容量が無くなるか、バッテリーが切れてしまうと思われますが、Xperia Z2とどうしてこのような差が付いてしまったのかが気になるところです。
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