国内初となる2TBのSSD発売、ついにハードディスクの容量を追い抜く

低価格化が進み、120~480GBモデルが手ごろな価格で買えるようになったSSDに、2TBモデルが登場しました。

高速・低消費電力・高耐久性などのアドバンテージがある一方で、ハードディスクと比べて容量が小さいことが弱点だったSSDですが、ついに容量でハードディスクを追い抜きました。詳細は以下から。


大手価格情報サイト「価格.com」によると、9月に入って国内初となる2TBモデルのSSD「Samsung 850 EVO MZ-75E2T0B/IT」の販売が開始されています。

今回発売された「Samsung 850 EVO MZ-75E2T0B/IT」は30年ぶりの大きな技術革新となる3次元構造の積層型フラッシュメモリ「Samsung 3D V-NAND」を採用することで大容量化を実現。最大読み込み、書き込み速度は毎秒540MBおよび520MBです。

なお、同モデルは薄型ノートパソコン向けハードディスク(2.5インチ、厚さ7mm)と同じサイズ。同じ7mmで2TBを実現したハードディスクは今のところ無い(厚さ9.5mm~15mmであれば3機種が発売中)ため、薄型ノートパソコン用に限られるとはいえ、ついにSSDがハードディスクの容量を追い抜いたことになります。

ちなみに気になる「Samsung 850 EVO MZ-75E2T0B/IT」のお値段は9月5日13:00現在、9万9799円。

さすがにおいそれと手を出せる額ではありませんが、空き容量を気にせずノートパソコンで大容量ファイルを高速でガンガン扱えるようになるのは大きな魅力だけに、今後の値動きを注視したいところです。

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