直営店わずか1店舗のウェンディーズ、ファーストキッチンを買収へ

2011年に復活したものの、国内に直営店が1店舗しかないファーストキッチン店・ウェンディーズが全国に130店舗展開するファーストキッチンを買収することになりました。詳細は以下から。


産経新聞社の報道によると、サントリーホールディングスが全額出資子会社「ファーストキッチン」の全株式を、ウェンディーズ・ジャパンに売却することで合意したことそうです。

これはサントリーが経営資源を主力の飲料や酒類に集中することを受けたもので、ウェンディーズはファーストキッチンの店舗網を活用し、ハンバーガー事業を強化するとのこと。

株式の売却手続きは年内にも完了するとみられ、ウェンディーズは買収後もファーストキッチンのブランドは残す見通しとされています。

なお、ウェンディーズはゼンショーとのフランチャイズ終了を受け、2009年に撤退。しかし2011年3月に株式会社ヒガ・インダストリーズが米国ウェンディーズ社と提携し、ウェンディーズ・ジャパン合同会社を設立することで、同年12月に「新生ウェンディーズ」表参道店をオープンさせています。

現在は都営新宿線 曙橋駅に直営店がわずか1店舗あるのみですが、六本木および上野浅草口でファーストキッチンとのコラボ店舗を展開中。今回のウェンディーズによるウェンディーズ買収は、このコラボがきっかけであるとみられます。

サントリーが「ファーストキッチン」全株売却へ 同業のウェンディーズが取得 – 産経ニュース

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