【全力応援】岐阜県の図書館が官能小説の朗読会を開催
Photo by Jess Ruby
これは全力で応援せざるを得ません。いいぞもっとやれ!
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岐阜県飛驒市図書館が27日、月替わりで続けている「おとなの時間」という企画の一環としてエロ描写のある短編小説を3人の女性が1編ずつ朗読する「官能小説朗読ライブ」が開催されます。
朗読する作品は「来るまでのお楽しみ」ということですが、どれも同館所蔵の作品とのこと。市教育委員会の了承を得ている他、都竹淳也市長も聞き手として参加するということで「飛驒市はじまったな」と言わざるを得ないガチさです。
企画は昨年思いついたとのことですが読み手が見つからず、最終的に「私たちでやろう」と西倉幸子館長、図書館司書の堀夏美さん、村田萌さんが朗読をすることに。「ため息や擬音語なども、恥ずかしがらず、ちゃんと読む」という決意に並々ならぬ気合いを感じます。
企画した堀さんによると「エロチックな感情はだれもが共感できるもの。それを作家はどんな風に言葉で表現したか、聞き手の皆さんに楽しんでいただければ」とのこと。
ネットには18禁の画像や動画が二次三次共に消費きれないほどに並んでいる昨今。VRを用いた没入できるポルノの開発も話題になっていますが、視覚刺激も聴覚刺激もなく、受け手の想像力に全てをかけて作り上げられる官能小説というジャンルの素晴らしさは今だからこそ再認識されるべきものではないでしょうか?
昨年は日本のエロ文化の古典とも言える春画展に20万人以上が詰めかけて大好評を得たのは記憶に新しいところ。レガシーメディアだからこその味わいと想像力をブーストさせるエロティシズムをじっくり楽しんでみるのもよさそうです。
開催は本日27日の20時から21時半まで、岐阜県飛驒市古川町本町の飛驒市図書館にて、入場は無料です。詳細はこちらから。
これを機に全国の図書館はもちろん、朗読イベントなどでも「官能小説朗読ライブ」が行われるようになることを願います。
図書館で官能小説の朗読会 女性館長「ため息や擬音も」:朝日新聞デジタル
(Photo by Jess Ruby)
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