LGが赤字続きのスマホ事業見直し、「LG G7」発売を遅らせてAIに注力へ
LGがスマホ事業を見直すことになりました。詳細は以下から。
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海外メディア「AndroidCentral」の報道によると、過去11四半期にわたって赤字続きだったモバイル事業をLGが見直す動きを見せているそうです。
すでに2016年5月発売の「LG G5 SE」以来、最新モデルの投入を見送ってきた中国市場から正式に撤退を決めたほか、フラッグシップモデルの最新版「LG G7」の発売を遅らせるとのこと。
また、LG公式ページでは2018年2月末から開催される「Mobile World Congress 2018」において、「LG G7」ではなく、同社が独自開発したAIを採用した「LG V30」を発表すると告知されています。
ちなみにLGが開発しているAIは画像処理「Vision AI」および音声認識「Voice AI」から構成されており、被写体を認識してポートレート、食べ物、ペット、風景、都市、花、日の出、日没から最適なカメラモードを選択できるほか、画角や色、反射、バックライト、および彩度のレベルまで調整されるとのこと。
そのため「パスタのプレートにカメラを向けると食べ物モードが呼び出されて暖色寄りに補正された上、食欲をそそるショットのためにシャープネスが高められる」といった至れり尽くせりっぷりを実現します。
また、商品にカメラを向けただけでショッピングサイトへのリンクが提示されるほか、AIを使うことで暗い環境でも自動的に2倍の明るさを実現する新しい低照度撮影モードも提供。
さらにGoogleアシスタント用のLG独自音声コマンドも追加されるとしており、AI機能は今まで発売されたスマホに対してもアップデートで提供されると告知されています。
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