100%植物性で味も匂いも食感も肉そっくりな「ヴィーガンステーキ」が開発される
これまでのソイミートとはレベルが違うようですが、どれほどのお味なのでしょうか?詳細は以下から。
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日本の精進料理や普茶料理でも100%植物性ながら肉そっくりの味や食感を楽しめる食材が使われていて驚かされることがありますが、ヨーロッパではこの上なくストレートな「ヴィーガンステーキ」が誕生したようです。
この商品は25年に渡りベジタリアン向けの食材を開発しているオランダのVivera社が開発したもの。100%植物性タンパク質から作られながら味も匂いも肉そっくりで、本物のステーキと見分けが付かないレベルのヴィーガンステーキとのこと。
基本の材料は大豆と小麦で、Vivera社のエキスパートたちが1年半に及ぶトライアンドエラーを繰り返しながら作り上げたものとのこと。味や匂いはもとより、最も再現が大変だったのは肉の食感とのことです。
Vivera社の広告担当者のGert Jan Gombertさんは食感について「歯で噛んだ時に肉の歯ごたえとジューシーさが必要でした。牛肉から流れ出る肉汁のようなジューシーさを作り上げるのに多くの時間を費やしました」とコメントしています。
このヴィーガンステーキはまずスーパーマーケットチェーンTescoによってイギリスの400店舗で販売されることが決定しており、オランダ国内でも6月には販売が開始されます。他にもドイツ、フランス、イタリアでも今年半ばまでに販売予定とのことですが、現在ヨーロッパの外での販売計画は未定のままです。
こちらの公式動画を見ると、見た目は若干ハンバーグに近いように見えます。なお、Gert Jan Gombertさんによると、このヴィーガンステーキの調理は本物の肉よりも簡単で「30分焼き続けるようなことがなきゃ誰でも美味しく焼けるよ」とのことです。
The first 100% plant-based steak in the world! – YouTube
前述したように、植物性の材料で肉そっくりな味や食感を楽しめる食材はベジタリアンフードの長い歴史の中で既に厳然と存在しています。今回はステーキというド直球なメニューを気軽に食べられるというところが非常に大きなポイントと言えるでしょう。
どれくらい保存ができるのかなど、詳細は現時点では不明ですが、買い置きができるようであれば忙しい人の食事にもぴったりですし、もちろん太りすぎを気にする人の代替食としても十分に機能しそうです。
日本で買えるようになるのはいつのことでしょうか…?
World’s First 100% Plant-Based Steak Is Barely Distinguishable From the Real Thing
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