猫と梅の花をいっぺんに楽しめる、京都西部の梅宮大社を訪れてみました
三寒四温の日々、本格的な春の訪れを待ち遠しく過ごしている人も多いと思われますが、京都にはなんと梅の花と猫を一度に楽しめてしまう神社があるのです。早速訪れてみたのでレポートします。
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京都で梅の花といえば、BUZZAP!でもレポートした天神さんとして有名な北野天満宮、そして京都の南に位置するかつての院政の地、城南宮が有名です。これらと並んで梅の花の三巨頭として知られるのが京都の西、桂川に程近い梅宮大社です。
名前からして梅の花の楽しめそうな梅宮大社は嵯峨天皇の后であった檀林皇后が祈願したことで皇子を授かったという伝承に因んで子授け・安産の神として信仰されており、跨げば子が授かる「またげ石」も有名。
また、梅宮大社特有の祭神である酒解神(さかとけのかみ)は酒造の神として信仰を集めています。
そして、前情報によるとこの梅宮大社の境内にはゆるい猫たちがのんびり過ごしているとのこと。猫好きとしてはこの目で確かめてみるしかありません。
ということでうららかな春の午後、BUZZAP!取材班は梅宮大社を訪れてみることにしました。
京都市内からは市バス3、28、29、71系統に乗って「梅宮大社前」で下車するか、阪急京都線の桂駅で嵐山線に乗り換え「松尾大社」で降りるのが最寄りとなります。京都市内とはいえ、この辺りはとてものどか。
「梅宮大社前」で下車するとすぐ西側の信号のところに「梅宮大社表参道」の看板があります。
青空に梅の花が映えますね。画像では伝わりませんが、なんともかぐわしい香りが漂ってきます。
写真を撮りまくる参拝客らに混じって春の先触れである梅の花を激写です。アガりますね。
ゆるっとしている猫はいないのか…と思っていたら社務所のところに鎮座していました。
こちらにも…。基本的に神社の飼い猫だということで、ベッドもあってぬくぬくしています。
奥にも1匹。基本的に猫たちの愛想はよくありません。だがそれがいい!!
社務所で神苑のチケットを買い、東側の入口から参拝します。チケットに地図が描かれているのですが、ざっくりし過ぎていて最高です。
ただし神苑は梅園ではなく、かきつばたや菖蒲、つつじ、あじさいなど多くの植物があるため、最初から最後まで梅尽くしではないので注意です。
梅宮大社の梅は2月中頃から咲き出すとのことで、場所によっては既に盛りを過ぎているところも。この辺りの事情はソメイヨシノとは違いますね。
神苑の出口付近は梅林になっています。ポカポカ陽気の中、梅の香りに包まれるのはなんとも幸せなもの。
神苑から出ると婚礼写真を撮っていました。大当たりのタイミングですね。
ということで、猫好きにとっては1度で2度美味しい梅宮大社でした。お酒好きの人はここから松尾大社に足を伸ばしてもいいですし、阪急「松尾大社」駅から1駅で嵐山にも行くこともできます。
加えて苔寺として知られる西芳寺も近いなど、他のスポットと合せて組み込むことも容易な位置にあるため、春の京都観光の一環で訪れやすいのもポイントです。
混雑する桜のシーズンの前に、京都を巡ってみるのもよいかもしれません。
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