サムスンがスマホ販売不振、「Galaxy S23」投入も前年割れ必至でアップルの追い上げも

2億画素カメラ搭載で大きく進化した「Galaxy S23 Ultra」発売や、4回のOSアップデートを格安スマホでも保証するなど、ユニークな動きを見せているSamsungのスマホ事業。

しかしあまり思わしくない業績であることが明らかになりました。詳細は以下から。


海外メディアの報道によると、Samsungの2023年第2四半期のスマホ販売台数が約5500万台にとどまる見通しだそうです。

これは前年同期の販売台数(6250万台)と比べて12%減にあたる数字。主力の「Galaxy S23」シリーズを発売した第1四半期の販売台数が6150万台だったことを踏まえても、不振と言わざるを得ません。

とりわけ販売台数を押し上げているミドルレンジ~エントリースマホ「Galaxy A」シリーズの不振が大きいとされており、世界的な景気後退でスマホの販売台数が落ち込む中、格安スマホ市場でXiaomiなど中国メーカーを相手に苦戦を強いられているものとみられます。

2023年当初の販売目標だった2億7000万台どころか、2022年の販売台数(2億6000万台)を優に下回ることすら確実視されつつあるSamsung。

不景気にもかかわらず2023年第1四半期の販売台数が前年同期比2%しか落ち込まなかったAppleの追い上げもあるだけに、今後どのようなテコ入れを行うのかが気になるところです。

・関連記事
【カメラ比較】「Galaxy S23 Ultra」でiPhone 14 ProやPixel 7 Proと夜景を撮り比べてみた | Buzzap!

廉価版「Galaxy S23 FE」まもなく発売、S23シリーズ販売不振で早期投入へ | Buzzap!

格安スマホ「Galaxy F54」まもなく発売、より大きな6.7インチ有機ELに1億画素カメラや大容量バッテリー搭載でA54の完全上位互換に | Buzzap!

この記事をSNSでシェア

フォローまたはいいね!して最新情報を手に入れよう

モバイル に関する人気記事

  1. Pixel 9「処理能力、消費電力、発熱すべて一人負け」の型落ち性能に、Pixel 10のTensor G5はTSMCの3nmプロセスで製造へ
  2. 【悲報】廉価版「Galaxy Z Fold6 FE」開発中止か、HuaweiやZTEの低価格折りたたみスマホなどに対抗できず
  3. 6.9インチ「iPhone 16 Pro Max」の写真流出、本体サイズそのままで大型化の一方カメラがとんでもないことになりGalaxyのデザインにまで影響か
  4. 【速報】4K卒業の「Xperia 1 VI」発表、3.5~7.1倍可変の光学ズームに音を立体的に楽しめるスピーカー、ゲーマー向け機能も充実した高性能スマホに進化しつつお値段ほぼ据え置きに
  5. 「arrows We2/W2 Plus」発売、画面に触れず動かせる『Exlider』や6.6インチ有機EL、光学手ブレ補正カメラなど格安スマホながら作り込んだ内容に

モバイル の最新記事