【悲報】ASUS最新スマホ「Zenfone 11 Ultra」微妙な出来に、カメラ含め『ほぼROG Phone 8と同じ』で表示性能は劣化、価格も大差なし

3月14日(木)に正式発表される予定の「Zenfone 11 Ultra」の価格などがいち早く明らかになりました。

しかしながらその内容は、『Zenfone』に期待されるものとは違った感じになっています。詳細は以下から。


海外メディアの報道によると、Zenfone 11 Ultraの詳細が判明したそうです。

これはチェコ共和国の小売店「Huramobile」がサイトに掲載してしまったことで明らかになったもの。現在判明している仕様は以下の通りです。

◆Zenfone 11 Ultra
ディスプレイ:1-120Hz可変、最大144Hz表示対応6.78インチフルHD+(2400×1080)有機ELディスプレイ(Samsung製)
プロセッサ:Snapdragon 8 Gen 3
メモリ:12GB/16GB(LPDDR5X)
ストレージ:256GB/512GB(UFS4.0)
背面カメラ:5000万画素広角(Sony IMX890)、1300万画素超広角、3200万画素望遠(光学3倍ズーム)
フロントカメラ:3200万画素
バッテリー:65W超急速、15Wワイヤレス充電対応5500mAh
その他:3.5mmイヤホンジャック、デュアルスピーカー

Zenfone 11 Ultraは以前公式が流出させたレンダリング画像によると、「Eternal Black」「Skyline Blue」「Misty Gray」「Verdure Green」「Desert Sienna」の5色展開になるとのこと。

付属品はType CtoCケーブルとスマホケース。価格は12GB RAM/256GB ROMモデルが25990チェココルナ(約16万5000円)、16GB RAM/512GB ROM版は28990チェココルナ(約18万4000円)とされています。

見た目も構成も「ROG Phone 8」に酷似しているものの、対応リフレッシュレートは最大144Hz止まりのZenfone 11 Ultra。

最大165Hz表示に対応するROG Phone 8(12GB RAM/256GB ROM)はHuramobileで26990チェココルナ(約17万1000円)のため、大きくコストダウンしているわけでもないようです。

従来Zenfoneが重視していたカメラもハード面ではROG Phone 8と全く同じで、AIやカメラ機能などソフトウェア面でカバーする可能性はありますが、現状かなり微妙な立ち位置となっています。

果たしてユーザーに訴求できるだけの要素は付加されるのか。今後ASUSはZenfoneとROG Phoneの扱いをどうしたいのかも含めて気になるところです。

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