「HTC J ISW13HT」レビュー、HTCとKDDIが手を組んだ本命モデルに

KDDIが2012年夏モデルに先駆けて発表された「HTC J ISW13HT」のレビューをお届けします。

「HTC J ISW13HT」本体。クアルコムの第4世代Snapdragon「MSM8660A(1.5GHz、デュアルコア)」プロセッサや約4.3インチのqHD(960×540)の有機ELディスプレイ、130万画素前面CMOSカメラ、16GBメモリを搭載、ワンセグ・おサイフケータイ・赤外線通信の国内向け機能を備えたWiMAX対応Android 4.0スマートフォンです。

背面にはF2.0の明るく撮影できるレンズに加え、暗いところでも撮影できる800万画素裏面照射CMOSを採用したカメラを搭載。ホーム画面から0.7秒で起動し、0.2秒でフォーカスが追従するほか、笑顔認識機能、HDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)撮影、フラッシュレベルを自動で調整する機能を備え、あざやかでくっきりとした写真撮影が可能。さらにHTC独自のチップセット「imageChip」を搭載することで、なめらかで色むらのない写真を実現したほか、動画と同時に静止画を撮影できます。

実際に連続撮影したところ。タイムラグ無しにバシャバシャと撮影できます。

「HTC J ISW13HT」で連続撮影 – YouTube

バッテリー容量は比較的大きめの1810mAh。

カラーバリエーションは3種類。

音質にこだわった1万円相当のイヤホン「Beats by Dr Dre urBeats In-Ear Headphones」が付属します。

世界初のAndroidスマートフォンを開発するなど、技術力に定評のあるHTCとKDDIがタッグを組んで開発した国内向けスマートフォン「HTC J ISW13HT」。

高い処理性能を実現したデュアルコアCPUに、発色が良く視野角も広い有機ELディスプレイ、暗いところでも快適に撮影できるカメラ、そして音質にこだわったイヤホンに加え、ワンセグ・赤外線・おサイフケータイという国内向けの「3種の神器」を備えるなど、高い完成度を実現しているわけですが、HTCが国内で存在感を発揮する起爆剤となるのでしょうか。

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