中国の「ウルトラマン風のヌードルを削るだけの調理ロボット」がビッグビジネスに!
以前当サイトでもお伝えしたウルトラマン風なヌードル専門調理ロボットが、中国各地の食堂で大人気となり、大量生産されている模様です。
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China Is Building an Army of Noodle-Making Robots – Robots – Eater National
このロボット、ヌードル専門と言いましたが、できることはたったのひとつ、刀削麺を削ってお湯の中に落とすだけです。以前このロボットを導入したお店では、ロボット目当てに家族連れのお客さんが大勢訪れたため投下した資金は回収できたという話でしたが、ここまでのヒットの理由はそれだけではありません。
このロボットの値段は2000ドル(約16万円)程度。そして、人間の麺職人を1人雇うための平均的な賃金は年間で4700ドル(約37万円)だということ。つまりはオートメーションによるリストラです。毎年ロボットを2台買う方が安い計算になるため、多少トラブルがあったとしても十分割に合いそうです。
また、それ以外にもロボットの削る麺は人間の職人が削るよりも太さや長さが均一で、品質が良いということで、経営者からするとこの仕事のために人間を雇うメリットがなくなってしまいます。
実際にロボットが麺を削りまくっている動画は以下から。
昨年3月にこのロボットがお目見えしてから現在まで3000体が売れたということ。逆に考えればこのロボットが3000人の職を奪ったと言うこともできますし、さらに言えば将来優秀な中華料理のシェフになったかもしれない何人もの若者の芽を摘んだとも言えるかもしれません。
愛らしい見た目ながら、このロボットの破壊力は今後かなりの大きさになりそうです。
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