Android 4.4の新機能「smarter caller ID」での個人情報漏洩を避けるシンプルな方法

「Nexus 5」と同時に発表されたGoogleのモバイル向け最新OS「Android 4.4(KitKat)」。

内蔵メモリ512MBでも快適に動作するなど、画期的な同OSですが、個人情報漏洩につながりかねない新機能「smarter caller ID」から身を守る方法が明らかになりました。


How to opt out of Google’s ‘smarter caller ID’ | How To – CNET

この記事によると、GoogleはAndroid 4.4で提供している新機能「smarter caller ID」の対象を2014年にも拡大する方針であるそうです。

「smarter caller ID」はAndroid 4.4が導入されたスマートフォンに対して、電話帳に登録していない企業からの着信があると、発信元の企業名などをディスプレイに表示してくれるという機能。

Googleは今後、企業だけでなく個人にも対象を拡大することで、電話帳に登録していない番号からAndroid 4.4ユーザーに発信すると、発信者の「Google+」に登録されている写真と名前を表示させるようにする予定。

つまり将来的には「間違い電話を掛けてしまった相手に写真と名前が一方的に表示される」という事態も発生しうるわけです。

これではさすがに気持ち良くないと感じる人が出かねませんが、上記の記事では解決策として、Googleアカウントの電話番号設定画面において、アカウントと電話番号の関連付けを外してしまうことを推奨しています。

ちなみに最初から関連付けられていない場合はこんな感じ。すぐに済むものであるため、忘れてしまわないうちに対応しておくといいかもしれません。

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