512MBメモリで快適に動く「Android 4.4(KitKat)」正式発表、各種新機能はこんな感じ

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「KitKat」のコードネームで開発されていたAndroidの最新バージョン「Android 4.4」の詳細が発表されました。また、同OSを採用した「Nexus 5」も発売されています。

Android for all and the new Nexus 5

Android - 4.4 KitKat

Google公式ブログなどによると、Androidユーザーは現在、10億人に達しようとしているそうです。

そして今回公開された「Android 4.4」は次の10億人をカバーするための新たなアプローチとして、スマートフォンで最も高価な部品の1つであるメモリ(RAM)を節約するため、今までのAndroid OSにあったバックグラウンドで動作する不必要なサービスのメモリ消費量を大幅に削減したとのこと。

さらにChromeやYouTubeといったGoogleの各種サービスについても横断的にメモリ使用量を削減することに成功した結果、Android 4.4は世界の多くで用いられている512MB RAMを搭載したスマートフォンでも快適に動作するとしており、今までメモリの制約で最新のAndroidの恩恵を受けられなかったユーザーが救われる形となっています。

なお、気になるAndroid 4.4のアップデート内容は以下の通り。現時点では今後Nexus 4・7・10やGalaxy S4、HTC One Google Play editionに対してもアップデートが提供されることが判明しています。

・タッチ操作をせずに「Ok Google」と言うだけで音声検索やテキストメッセージの送信、地図での道順案内、音楽再生などが可能に。


・音楽再生中、ロック画面にフルスクリーンでアルバムアートを表示できるようになり、曲送りや一時停止も簡単になります。


・電子書籍や映像コンテンツ利用時は自動的にステータスバーを隠し、全画面表示に。戻すにはスクリーンの端をタップするだけです。


・音楽を聴きながらウェブを快適に閲覧でき、ゲームにもスムーズに切り替えられるなど、メモリ最適化によるマルチタスクの今まで以上の高速化。タッチスクリーンも改善され、システムの性能を最大まで引き出します。


・交流する頻度に合わせて連絡先情報の優先順位付けを自動的に行う新しい電話アプリ搭載。近くにいる人やビジネス関係の連絡先、Google Appsドメインに登録している人々を探索することも可能に。


・連絡先に登録していないユーザーからの電話番号からの着信に対し、Google Maps上のローカルリスティングと自動で照合。


・新たな「Googleハングアウト」アプリではSMSやMMSなどの各種メッセージを1つの画面に統合。


・「Google Cloud Print」や「HP ePrint printers」などのプリンターにいつでも接続可能。


・「Quickoffice」のようなアプリからGoogle Drivesをはじめとする各種クラウドストレージにファイルを保存でき、最近使ったファイルを迅速に開くことも。いつでもどこでもドキュメントや表などを開けるようになります。



・Google Keyboardで絵文字を利用可能に。


さらにまだまだあります。

・Bluetoothの「MAP(Message Access Profile)」対応
・「Chromecast」対応
・Chromeで正確かつ高速にウェブコンテンツに埋め込まれたアプリケーションを利用可能に
・クローズドキャプションや字幕に対応
・「Android Device Manager」で無くしたAndroid端末を捜索可能に
・ダウンロードしたアプリケーションをソート可能に
・ホーム画面を簡単に切り替え
・メールソフトの外観刷新
・壁紙が全画面に
・夜はノイズが少なく、昼は陰影がはっきりした写真が撮れる「HDR+モード」をカメラアプリに搭載
・テレビのリモコン代わりになる赤外線機能をサポート
・音楽再生時の消費電力を削減し、Nexus 5では60時間の音楽再生が可能に
・ロック画面から音楽や動画のシークが可能に
・外部から受け取ったプログラムを保護された領域で動作させることでシステムの不正操作を防ぐサンドボックスが強化
・一部キャリアで新たなNFC決済を利用可能
・タッチスクリーンを改善(現時点ではNexus 5のみ対応)

使用するメモリが大幅削減されたことで、新興国などに提供されているスペックの低いAndroid端末はもちろん、高スペックモデルもより一層快適に動作することが期待されるAndroid 4.4。

また、今までのAndroidでは音楽再生機能がお世辞にも充実しているとは言えず、別途オーディオプレーヤーを利用しているユーザーも少なからずいたと思われますが、低消費電力で音楽再生が行えるというのはなかなか悪くないのではないでしょうか。

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