Googleの新型スマホ「Nexus 6」は未発表の大本命プロセッサ「Snapdragon 810」搭載か
現在発売中の「Nexus 5」に続くモデルとして、今年投入がウワサされているGoogleの新型スマートフォン「Nexus 6」に未発表のプロセッサが搭載される可能性があることが明らかになりました。
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Google to use Qualcomm 8-core CPUs for next-generation Nexus 6 smartphone, says paper
中国経済日報(EDN)を引用する形で台湾メディア「DIGITIMES」が報じたところによると、次世代スマートフォン「Nexus 6」は現時点で未発表の最新プロセッサ「Snapdragon 810」を搭載したモデルになることを関係者が明かしたそうです。
「Snapdragon 810」は昨年発表された「Snapdragon 410」や先日発表の「Snapdragon 610」に続く64ビット対応プロセッサで、最上位モデルの800シリーズの64ビット対応モデルという位置付けに。
消費電力の低いARM Cortex-A53およびパフォーマンスの高いARM Cortex-A57をそれぞれ4コアずつ搭載することで、状況に応じて消費電力やパフォーマンスを選択できる「big.LITTLE構成」を採用したものになるのではないかとされており、信頼できる情報源によるとリリース時期は2014年後半とされています。
現行モデルのハイエンドスマートフォンに搭載されている「Snapdragon 800」を強化した「Snapdragon 801」が先日「Xperia Z2」の発表に合わせて登場したものの、本命は大きく刷新される「Snapdragon 805」と思われていましたが、もし情報通り年内に「Snapdragon 810」がリリースされるのであれば、間違いなく大本命に。
Snapdragon 805と800の比較。Snapdragon 805は最大2.7GHz駆動で、新型GPU「Aderno 420」によりグラフィック性能は40%向上。4Kコンテンツに対応し、HEVC(H.265)形式動画のハードウェアデコードおよび動画を低消費電力で再生可能に。810は805の64ビット対応版という位置付けになるのかもしれません。
32ビットプロセッサが対応できる限界にあたる3GB RAMを「Xperia Z2」が搭載するなど、64ビットへの移行ニーズは確実に高まっている昨今ですが、805を踏み台にしてハイエンドモデルが一気に810を採用するような事態は訪れるのでしょうか。
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