今日の夕方はブラックスーパームーンが見られるかもしれません

満月の時に話題になるスーパームーンですが、新月である今日の夕方にも見られるかもしれません。


今日は新月。日食の時を除いては基本的に目にすることのできない月ですが、実は完全に月が見えなくなるのはごく短い時間。縁の部分が非常に細い鎌のように光っているのですが、昼間の光の下では目視するのが困難なため、基本的には見えないものとされています。しかし、日の短い冬の時期ならば夕方暗くなるほんの短い時間に見ることができるのです。

ひと月のうちに2回満月がある場合、その2回めをブルームーンと呼びますが、3ヶ月のうちに4回新月がある場合、その3回めの新月をブラックムーンと呼んでいます。今日2月19日(動画はアメリカ合衆国のものなので2月18日)がその3回めの新月、ブラックムーンに当たるのです。

そして今日は月が地球に最も近づいている時期であり、それが最近よく耳にするスーパームーン。通常は満月の時に話題になり、ネット上にも多くの巨大な満月の写真がアップされますが、今日は珍しいスーパームーンとブラックムーンの合わせ技となっています。

ではブラックスーパームーンを見るためにはどうしたらいいのか?月の入りの時刻が18時前後(日本国内でも場所によって15分以上ズレがあります)のため、まずは自分のいる場所の月の入りの時間を調べ、月の沈む方角を調べます。今日は大体真西から10度ほど南です。日の入りがおよそ17時半くらいなので、沈んだ直後に見ることができそうです。

こよみのページ 月出没時刻・方位角計算のページ

後は西側に高いビルや山のないところからじっくり見てみましょう。日没直後の夕焼け空にうっすらと細く巨大な鎌のような月を見ることができるかもしれません。

February’s new moon is both a black moon and supermoon – AOL.com

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