画質が大幅に向上したNexus 5X、Nexus 6Pはソニー製カメラセンサー採用、分解結果から明らかに

先日Buzzap!でXperia Z5、iPhone 6s、Nexus 5X、AQUOS ZETA、arrows NXなどの2015年冬モデルスマホのカメラを比較したところ、Nexus 5Xの画質が抜きん出ていたことをお伝えしましたが、その理由が明らかになりました。詳細は以下から。


こちらはIT製品分解サイト「iFixit」が公開した、Nexus 5Xの分解レポート

2700mAhのリチウムポリマー電池を採用していることが分かります。

基盤部分はこんな感じ。

分解から判明した、Nexus 5Xのカメラモジュールはソニーが今年4月に発表した新型CMOSセンサー「IMX377(1230万画素)」。裏面照射型積層型構造の「Exmor RS」ではなく、裏面照射型の「Exmor R」シリーズに属するセンサーで、F2.0のレンズを搭載。なお、Nexus 6Pにも同じものが採用されています。

ちなみにNexus 5Xのカメラには光学手ブレ補正が搭載されていないものの、代わりにピクセルサイズを1.4マイクロメートルから1.55マイクロメートルへと大型化することで、光を取り込みやすくしています。

そのほかのモジュール一覧。Snapdragon 808とSamsung製の2GB RAM、東芝製の16GBフラッシュメモリなどを備え、急速充電を実現するクアルコムの「Quick Charge 2.0」用ICを搭載しています。

XperiaやiPhoneはもちろん、高画質カメラをうたうスマホに欠かせない存在となったソニーセンサー。

しかし同じソニー製センサーを搭載していても、Nexus 5X(左)とarrows NX(右)のように画質に大きな差が生まれるケースは多々あるため、最後はメーカーの画づくりのノウハウやチューニングがモノを言うようです。

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